「照屋勇賢 オキナワ・ヘヴィー・ポップ」の図録。
本展は、照屋勇賢(てるや・ゆうけん)の初期から最新作まで紹介し、その仕事の全体像に迫る沖縄で初の大規模な個展。図録では、展示風景、作品画像、そして展覧会でご紹介できなかった過去作品の画像も掲載。アーティスト照屋勇賢の言葉ほか、多彩な執筆者による論考・対談などを収録。
[Chapter1 展示・図版|Exhibition]80点以上の図版を収録
[Chapter2 過去作品・図版|Archives]20点以上の作品を収録
[Chapter3 論考|Essays]
大城さゆり(沖縄県立博物館・美術館)
アレキサンダー・ホフマン(ベルリン国立アジア美術館キュレーター)
野中祐美子(金沢21世紀美術館アシスタント・キュレーター/レジストラー)
林立騎(翻訳者/演劇研究者 那覇文化劇場なはーと企画制作グループ長)
親川志奈子(琉球民族独立総合研究学会)
ミヤギフトシ(アーティスト)
[Chapter4 対談|Dialogue]
照屋勇賢+翁長直樹
付録|Appendix
・作品リスト
・年表
[会期]2023年11月3日-2024年1月21日/Date : 3 November, 2023 – 21 January, 2024
240×181×15mm|144頁|日本語・英語
YUKEN TERUYA OKINAWA HEAVY POP
144 Pages|Softcover|240mm×181mm|Japanese and English|2024
「照屋勇賢 オキナワ・ヘヴィー・ポップ」図録
「照屋勇賢 オキナワ・ヘヴィー・ポップ」
復帰50年コレクション展「FUKKI QUALIA —「復帰」と沖縄美術」の記録集。
ラテン語であるクオリアとは、主観的な経験に基づく感覚だといわれる。復帰から50年が経つ現在、沖縄に住む人々の6割は「復帰」を直接には経験していない。本展では、「アメリカ統治下」、「復帰」、さらに「復帰後」の社会を見つめた作品や作家たちの動きを紹介。
作品120点以上の図版、論文、新垣安雄アーティストトーク、イベント記録などを収録。
[前期 PartⅠ]
第1章 前衛と現状 1970‘s – 1960’s
第2章 表現探求とグループの結成 1960’s – 1950’s
第3章 戦後復興と美術家たち 1950’s – 1945
[後期 PartⅡ]
第1章 熱気のあとで
第2章 ふりかえり、前を見る
[映像作品リスト]
[資料編]
展覧会概要
・FUKKI QUALIA—「復帰」にまつわる感覚を探る 大城さゆり
・新垣安雄アーティストトーク
関連イベントの記録
・おきみゅーシネマラボ+復帰50年コレクション展「FUKKI QUALIA」プレイベント 高嶺剛監督作品フィルム上映
・FUKKI TALK—金城宏次×山城知佳子×宮城潤
関連年表
展示作品リスト
主要参考文献
[会期]2022年7月20日―2023年1月15日/Date:20 July, 2022 – 15 January, 2023
290×200×10mm|160頁|日本語・英語
FUKKI QUALIA : “the reversion” and Okinawan Arts
160 Pages|Softcover|290mm×200mm|Japanese and English | 2023
復帰50年コレクション展「FUKKI QUALIA —「復帰」と沖縄美術」記録集
復帰50年コレクション展「FUKKI QUALIA —「復帰」と沖縄美術
「琉球の横顔-描かれた「私」からの出発」の図録。
「弱者への差別や偏見」という問題を21世紀の今日に受け止め、
表現の限界に迫る方法論を実践するアーティストを取り上げます。
現代社会の情勢や問題を、批評性のあるアートを選んで歴史の流れとつないでゆく試みの展覧会です。
沖縄系ハワイ移民をルーツに持つアメリカの作家や1977 年に発足した沖縄女流美術家協会の作家、沖縄県立芸術大学などで学んだ作家の作品など、本書では沖縄に生まれ、あるいは沖縄にゆかりのあるアーティスト16名の図版、論考、資料をご紹介します。
[図版]80点以上の作品を収録
1. 分断 - dividing into part
池原清子 ローラ・キナ エミリー・ハナコ・モモハラ 久場とよ 中島イソ子 上原よし
砂川喜代 西村立子 喜屋武千恵 仁添まりな 山川さやか
2. 再生- restration to life
寺田健人 石垣克子 遠藤薫 泉川のはな 胡宮ゆきな
[エッセイ]
金城美奈子(一般財団法人沖縄美ら島財団)
ローラ・キナ
エミリー・ハナコ・モモハラ
豊見山愛(沖縄県立博物館・美術館)
居原田遥(インディペンデント・キュレーター)
[作家略歴]
[会期] 2021年11月3日– 2022年1月16日/Date: 11 November, 2021 – 16 January, 2022
181×256mm|200頁|日本語・英語
Portraits of Ryukyu : Turnover from Models to Artists
200 Pages | Softcover | 181×256mm | Japanese and English | 2021
「琉球の横顔-描かれた「私」からの出発」の図録
「琉球の横顔-描かれた「私」からの出発-」
「石川真生展:醜くも美しい人の一生、私は人間が好きだ。」の図録。
海外でも広く紹介され、いまなお精力的な制作活動を続ける写真家・石川真生(いしかわ・まお 1953-)。その写真には、立場に囚われ矛盾や葛藤を抱えながらも、個人としてどう生きるべきかを問いかける、人々の生そのものの力強さが写されています。
本書では、石川真生のインタビュー、図版、論考、資料をご紹介します。
[インタビュー]石川真生
[作品] 15 シリーズ: 350以上の作品を収載
[論考 ]
亀海史明(沖縄県立博物館・美術館)
中村史子(愛知県美術館)
趙 純恵(福岡アジア美術館)
仲里 効(映像批評家)
グレッグ・ドボルザーク(早稲田大学教授 [太平洋・アジア地域カルチュラルスタディーズ専門])
[資料]
作品リスト
石川真生 年表
文献目録
[会期] 2021年3月5日– 6月6日/Date: 5 March – 6 June, 2021
210×298mm|408頁|日本語・英語
Bad Ass and Beauty - One Love by Mao ISHIKAWA
408 Pages | Softcover | 210×298mm | Japanese and English | ISBN 978-4-909442-17-8 | 2021
「石川真生展:醜くも美しい人の一生、私は人間が好きだ。」図録
石川真生展:醜くも美しい人の一生、私は人間が好きだ。
「沖縄の美術シリーズⅧ 稲嶺成祚展 きごうの、ふうけい」の図録。
子どもが描く記号的な絵でも、意味が伝わる。そこに具象絵画の根源と可能性を見出した稲嶺成祚(いなみね・せいそ)は、「何を描くかも大事だが、どのように描くかの方に、より重大なメッセージが入る」と語り、独自の様式を作り出そうと試みます。
60年を超える画業の中で1600点以上の絵を描いてきた画家の変遷をたどる、作品94点の図版、8名の執筆者による論文・エッセイ、稲嶺成祚インタビューや資料をご紹介します。
執筆
[論文]
大城さゆり
翁長直樹
[エッセイ]
仲井間憲治
神山泰治
前田比呂也
石垣克子
儀保朝子
HAYATO MACHIDA
稲嶺成祚インタビュー
[資料]
木村磨氏への手紙(1975年)
出品目録
稲嶺成祚 年譜
参考文献
稲嶺成祚 作品リスト1952-2020
[会期] 2020年9月18日– 11月3日/Date: 18 September – 3 December, 2020
約270mm×211mm×21mm 272頁
日本語・英語
Okinawa Art Series Ⅷ The Exhibition of INAMINE Seiso The sign tells...
272 Pages | Softcover | 210×298mm | Japanese and English | 2020
「稲嶺成祚 きごうの、ふうけい」展 図録
「稲嶺成祚 きごうの、ふうけい」
「作家と現在」展の図録。
沖縄県の内外で広く活動し、さらなる活躍が期待されている沖縄の4名のアーティスト石川竜一、伊波リンダ、根間智子、ミヤギフトシ。それぞれの現場で制作に取り組み、いまなお探求を続けているアーティストのインタビューと本展出品作品の図版や近作を掲載し、それぞれ1冊ずつにまとめ、ご紹介します。
執筆
石川竜一 DIALOGUE 石川竜一+吉増剛造
伊波リンダ ESSAY 普久原恒勇
根間智子 ESSAY 港千尋
ミヤギフトシ ESSAY 朝吹真理子
[会期] 2019年12月24日– 2020年2月2日/Date: 12 December, 2019 – 2 February, 2020
作家篇 約149mm×210mm×1mm、各16ページ
資料篇 約149mm×210mm×3mm、24ページ
5冊組、A5サイズケース入り
日本語・英語
ARTIST TODAY
5books | Saddle-stitched | Softcover | 149×210mm | Japanese and English | 2019
「作家と現在」図録
「作家と現在」
「上條文穂と波多野泉 現代彫刻展」の図録。
木、土、漆喰など、一貫して素材と向き合う上條文穂と観察を通して対象の中に彫刻的要素を求める波多野泉。それぞれの出品作品を1冊ずつにまとめ、初期作品から近作までをご紹介します。
当館での展示風景、それらにまつわる関連資料と図版多数掲載したほか、作者の言葉や太田和人インタビュー、酒井忠康の手紙、土屋誠一テキストを収録。
執筆
上條文穂 INTERVIEW 太田和人
LETTER 酒井忠康
波多野泉 TEXT 土屋誠一
LETTER 酒井忠康
[会期] 2019年9月20日– 2019年11月4日/Date: 9 September – 4 December, 2019
約299×210×10(mm) 、各112ページ
2冊組、スライドケース入り
日本語・英語
KAMIJO Fumiho and HATANO Izumi Exhibition of Contemporary Sculpture
2books | 112 pages each | Softcover | 210×210mm | Japanese and English | 2019
「上條文穂と波多野泉 現代彫刻展」図録
「上條文穂と波多野泉 現代彫刻展」
本展覧会に合わせて制作したパンフレット。展覧会準備段階で実施した調査をまとめた担当学芸員のテクストを、関連図版とともに掲載。また、展覧会で展示した写真のうち数点を合わせて掲載。
「伊志嶺隆と平敷兼七」
沖縄の美術シリーズ第7弾として開催した宮城健盛展の図録。
宮城健盛はユーモア溢れる親しみやすい人物である一方、指導者としての功績は基より沖縄画壇に尽力した人物。独自の創作活動に対しては柔軟で真摯に挑み続け、型にはまらない、画風が変化し続けた稀な画家。この宮城独特の作風はどこから来たのか、宮城の変遷をたどりながら、その全貌と絵画活動を掲載。
生前の作家を知る人物らからの証言と担当学芸員のテクストも収録。
「沖縄の美術シリーズⅦ「宮城賢盛展 人と美術をつなぐもの」
涯テノ詩聲 詩人 吉増剛造展図録(発行:足利市立美術館、美術館連絡協議会)と、沖縄展に合わせて限定で発行された冊子(発行:沖縄県立博物館・美術館)。
冊子には、吉増剛造氏の新作と、足利市立美術館で開催された吉増氏と多摩美術大学芸術人類学研究所所長・教授の鶴岡真弓氏の対談「渦まく世界の彼方へ」も特別収録されている。
「涯テノ詩聲 詩人 吉増剛造展」
美術館10周年記念として開催した企画展「邂逅の海―交差するリアリズム」の図録。図版として展示風景を掲載。展覧会に寄せたエッセイや、当美術館副館長歴任者による鼎談、10年間の展覧会の記録も収録。
「美術館開館10周年記念展「邂逅の海―交差するリアリズム」
美術館10周年記念として開催した展覧会「彷徨の海ー旅する画家・南風原朝光と台湾、沖縄」に併せて発行された図録。沖縄初出品となった台湾の画家、陳澄波の作品を目玉に、沖縄出身の南風原朝光の作品を多数紹介。台展・府展に出品していたアーティストも紹介している。
美術館開館10周年記念展「彷徨の海 - 旅する画家・南風原朝光と台湾、沖縄」
沖縄の美術シリーズの第6弾として開催した、ニシムイ画家である山元恵一の個展。山元恵一夫人である文子氏のインタビューや、生前の作家を知る人物らからの証言も収録している。
美術館コレクション展として開催した、「安次富長昭展」の開催を記念して発行したパンフレット。
西日本地域の二大美術館である北九州市立美術館と福岡市美術館の休館に併せて実現した展覧会。両館の作品を九州などの6館で巡回した「夢の美術館展」図録(発行:TNCプロジェクト)。
美術館コレクション展として開催した、「真喜志 勉 展 “アンビバレント”」の開催を記念して発行したパンフレット。
美術館コレクション展として開催した、「宮良瑛子展―いのち」の開催を記念して発行したパンフレット。
京都国立近代美術館、沖縄県立博物館・美術館、世田谷美術館において開催された「志村ふくみー母衣への回帰」展の出品作品を収録した展覧会目録(発行:京都国立近代美術館)。
沖縄の美術シリーズの第5弾として戦後の沖縄美術会において重要な役割を果たした画家、大嶺政寛の展覧会を開催。展示された作品は、国内外から集められた。図録には娘、ナオコ・ポンテロ氏の想い出のエッセイや、資料として新聞掲載記事等も収録している。
沖縄にゆかりのある石田尚志氏の個展。横浜美術館との巡回にて開催された「石田尚志 渦まく光」展の図録(発行:青幻舎)。
戦後70年特別企画として開催された「ニシムイ―太陽のキャンバス」展の記録集として、展示風景や関連イベントの報告を収録した。
森美術館、名古屋市美術館、沖縄県立博物館・美術館、高知県立美術館を巡回した、「ゴー・ビトゥイーンズ展 こどもを通して見る世界」図録(編者:森美術館、発行:平凡社)。
沖縄ルーツシリーズ2として開催した「色彩と風のシンフォニー/内間安瑆の世界展」図録。記録として展示風景も収録している。
「森山大道 終わらない旅 北/南」図録。テキスト集、図版(南)、(北)の3冊組で発行された。
沖縄の美術シリーズ第4弾として開催された「安次嶺金正展―緑の抒情―」図録。図版のほか生前の安次嶺金正を知る方たちやご遺族の思い出エッセイなども収録している。
福岡アジア美術館、沖縄県立博物館・美術館、栃木県立美術館、三重県立美術館で共同開催された「アジアをつなぐ―境界を生きる女たち」展の図録。
「山田實展 人と時の往来」の図録。山田實氏によるエッセイも収録されている。
沖縄美術シリーズ 第3弾として開催した「沖縄近代彫刻の礎 玉那覇正吉-彫刻と絵画の軌跡-」の図録。図版のほか生前の安次嶺金正を知る方たちやご遺族の思い出エッセイなども収録している。
「東松照明写真展 太陽へのラブレター」の図録。東松氏が1969年に初めて沖縄を訪れてから展覧会当時にいたるまでの写真集となっている。
沖縄の美術シリーズ 第2弾として開催した「安谷屋正義展-モダニズムのゆくえ」の図録。別冊には、エスキースの図版とエッセイが収録されている。
「母たちの神 比嘉康雄展」の図録。「母たちの神」という162枚のシリーズは、生前比嘉が展覧会、写真集にするため自身で選んだものが収録された写真集となっている。
沖縄ルーツシリーズ1として開催した「タカエズトシコ展 両親に捧ぐ」の図録。
沖縄の美術シリーズ 第1弾として開催した「名渡山愛順が愛した沖縄 名渡山愛順展」の図録
当館開館1周年を記念して開催した「移動と表現 変容する身体・言語・文化」展の図録。
美術家たちの「南洋群島」展図録。町田市立国際版画美術館、高知県立美術館、沖縄県立博物館・美術館にて開催。
美術館の開館を記念して開催された「沖縄文化の軌跡1872-2007」展の図録。
「沖縄戦後美術の流れ-シリーズ1・モダニズムの系譜」に連続する展覧会として開催された「沖縄戦後美術の流れ-シリーズ2・固有性へのこだわり」の図録。
美術館開館へ向けて初めて、1995年に沖縄戦後美術の流れを「モダニズム」をキーワードにみる展覧会を行い、翌1996年には「固有性へのこだわり」をテーマに連続性を持たせた展覧会を行った。図録においても調査研究に基づいて設定されたテーマを展示出品作家の図版や評論家・学芸員による論文・エッセイを通して示している。
「帰米二世画家 小橋川秀男 永久少年の夢と生涯」の図録。作品図版をはじめ、その生涯から浮かび上がる時代や社会状況、帰米二世という複雑な立場等、画家の作品論だけには止まらない様々な視点からの論文が掲載されている。
2002年に日本を代表する写真家・東松照明の450点にも及ぶ作品寄贈を受けて、開催された展覧会、「東松照明展 沖縄マンダラ」図録。1960年代から撮り続けてきた沖縄各地の写真図版を中心に、東松がそれまで沖縄に関して書いた文章のほぼすべてを掲載し、県内外の写真家・評論家による論文・エッセイ等、東松が写真を通して見てきた沖縄がどのようなものであったのかを浮かび上がらせている。
2004年に豊見城市立伊良波中学校で、組踊「執心鐘入」を題材にインドネシアの影絵・ワヤンの技法で作り上げ、上演した「ワヤン・ワークショップ」の記録。生徒達の授業毎の日記、指導にあたった担当教師やアーティスト、関連する分野の講師の考えや感想、指導案等ワークショップの全貌を記し、美術館と学校との連携や様々な人々との関わり、美術館の役割等、ワークショップを通して見えてきたものも展開している。
バスケット・アーティスト小川京子を講師に宮古島で行われた、アダンを使って作品づくりをするワークショップ。実際にアダンの葉や気根から繊維を取り出して編んでいく工程を紹介するだけでなく、ワークショップ参加者の作品と感想、講師や学芸員のエッセイ等、ワークショップの全体を伝える記録集。