これから開催する展覧会
2023年11月03日(金) ~ 2024年01月21日(日)
HEAVY ずっとそこに暗く深い闇が
POP どこまでも鮮やかな原色
OKINAWA ここから闇と原色のアート
—照屋勇賢
消耗品の紙袋が、本来の姿である「木」として立ち上がる《Notice–Forest》、琉球王国時代から続く紅型が、現代の沖縄と世界を翻訳する《結い、You-I》、おもちゃの貨幣を用いて、私たちの日常に普及している「象徴」の力を浮かび上がらせる《Monopoly》—。
本展は、照屋勇賢(てるや・ゆうけん)の初期から最新作まで紹介し、その仕事の全体像に迫る沖縄で初の大規模な個展です。照屋の作品は、heavyとpopが混在する沖縄の現在を投影し、普段私たちが気にも留めない「当たり前」を揺さぶります。それは、あらゆる場所で直面している分断や境界を乗り越えて、これからの世界を共に考えていく未来を想像させるでしょう。
1973年生まれ。沖縄県南風原町出身。1996年多摩美術大学美術学部絵画科油絵専攻卒業。2001年ニューヨーク・スクールオブビジュアルアーツ修士課程修了。以降ニューヨーク、ベルリン、沖縄を拠点に活動。
《告知―森》シリーズをはじめ、紙袋などの日用品を用いながらその意味をずらすことで、普段は気づかない価値観や枠組みなどの問題を作品化する。2002年「VOCA展2002」奨励賞受賞。同年「オールドリッチ現代美術館」新人作家賞受賞。近年の主な個展に「照屋勇賢:On Okinawa、過去と未来からのコレクション」展(2014~15年、ベルリン国立アジア美術館)、「沖縄復帰50年特別企画 照屋勇賢展 CHORUS」(2022年、那覇文化芸術劇場なはーと/沖縄)がある。
会期 | 2023年11月03日(金) ~ 2024年01月21日(日) |
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場所 | 企画ギャラリー1,企画ギャラリー2 |
観覧料 |
【一 般】¥1,200(¥960) 【高・大生】 ¥800(¥640) 【小・中生】 ¥500(¥400) ※( )は前売ならびに20名以上の団体料金 ※未就学児無料 ※障がい者手帳か療育手帳をお持ちの方と介助者の方1名様は当日料金の半額 【プレイガイド】 ■前売券 ※販売は11月2日(木)まで ミュージアムショップゆいむい(沖縄県立博物館・美術館内) ジュンク堂書店 那覇店 デパートリウボウ ローソンチケット(Lコード82840) ■当日券 沖縄県立博物館・美術館内チケット売場 ローソンチケット(Lコード82840) |
開館時間 | 9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで |
休館日 | 月曜日、年末年始(12/29~1/3)、1/9(火) ※ただし、1/8(月)は開館 |
主催 | 沖縄県立博物館・美術館 |
特別協力 | Yuken Teruya Studio |
協力 | (一社)琉球・沖縄美術コレクション協会 |
助成 | 公益財団法人 花王芸術・科学財団、芸術文化振興基金助成事業、公益財団法人 小笠原敏晶記念財団 |
後援 | 沖縄県教育委員会、那覇市教育委員会、沖縄県文化協会、那覇市文化協会、NPO法人沖縄県立美術館支援会happ、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー、NHK沖縄放送局、沖縄テレビ放送、琉球放送、琉球朝日放送、沖縄タイムス社、琉球新報社、エフエム那覇、エフエム沖縄、ラジオ沖縄 |