コレクションギャラリー1, 2, ホワイエ
クムイの淵に立つ巨人―山城見信 Yamashiro Kenshin: A Giant Living with KUMUI
山城見信(1937–2023)は、戦後沖縄美術を語るうえで重要な作家であり、特別支援学校で土の造形教育を実践した教育者としても知られます。
子どもたちと行った造形は身体性を重視する独自の試みで、沖縄のアール・ブリュットの先駆となりました。のちに沖縄県立芸術大学で後進を育てつつ、身近な素材を用いて沖縄の記憶と身体感覚を深く探究しました。
本展ではその教育・造形・精神性を総合的に示し、戦後美術史における位置づけを再考します。
山城見信《沈黙の園》1992年
KENSHIN, Yamashiro Silence Garden, 1992
コレクションギャラリー3
沖縄美術の流れ─resonant 時代を超えて響き合う表現の系譜
上原美智子《たてわく 手挽きと韓国苧麻》2006年
UEHARA Michiko Tatewaku Tebiki and Korean Ramie, 2006

安谷屋正義《節子(I)》1949年
ADANIYA Masayoshi Portrait of Setsuko(I), 1949
戦前から戦後、復帰前後、現代へと続く沖縄美術の歩みを、当館コレクションを通して紹介します。時代の変化を映す多彩な表現をたどり、沖縄が育んだ創造の力とその物語に触れていただく展覧会です。
【第1章】 描かれた“琉球・沖縄”ー近代美術の萌芽
【第2章】 戦後沖縄美術の基層 ーニシムイの活動を中心に
【第3章】 復帰前後の美術動向 ー社会状況との相関
【第4章】 表象の転換期 ーウチナー・アイデンティティの形成
【第5章】 身体を紡ぐ、身体を語る ー上原美智子と吉屋チルー




