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本土化が進み沖縄のアイデンティティも薄まっていくのではないかという危機感が芽生える中、1980年代半ばに連載された琉球新報の記事「世界のウチナーンチュ」は、沖縄の文化を大切にしながらたくましく生きる移民の姿を伝え、移民の中に「沖縄らしさ」を見た感動から大きな反響を呼びました。
この感動が1990年の第1回世界のウチナーンチュ大会開催へと繋がっていきます。
琉球処分、沖縄戦、「復帰」など数々の世替わりを経る中で、沖縄に入ってきた日本文化やアメリカ文化があり、そして失われた沖縄の風習や文化、風景もあります。
ここでは、自らの歴史や足元を確認し、アイデンティティについて問いかけるような作品を紹介します。
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