001 「FUKKI QUALIA」概要（1’09”）

ナレーター：金城千佳（沖縄県立那覇国際高等学校放送部）

 

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1972年の日本への沖縄施政権返還は様々な表記がありますが、単に「復帰」と称されることもあります。どこへ帰るのかあいまいに響く「フッキ」には、沖縄が歩んだ歴史への複雑な心情がにじむようです。

「復帰」から50年経った現在、沖縄に住む人の６割は、「復帰」後に生まれています。

本展は、当館のコレクションを中心に紹介し、会期を7月から10月までの前期と、10月から1月までの後期に分けます。

前期では「復帰」頃から終戦までを、時代をさかのぼる形でアメリカ統治下の美術活動を紹介します。

後期は、「復帰後」の社会を見つめた作品や作家たちの動きを紹介します。

作家たちのその時々の表現から、「復帰」について、多様な世代で考える機会となれば幸いです。

 

002 《大日本帝国復帰記念》真喜志 勉

003 第１章トピック「熱気の後で」

004 １－１ トピック「変わりゆく情景」

005 《青い空》安次嶺 金正

006 《斜影》與那覇 朝大

007 《OFF LIMITS》大嶺 信一

008 《解放地》喜久村 宏

009 《Now･･･(1)》川平 惠造

010 １－２トピック「沖縄の原風景」

011 《神遊び》金城 規克

012 《南の海の噺》大城 皓也

013 ２－１トピック「沖縄を掘り起こす」

014 《ジーンズ（アイデンティティー）A》宮城 明

015 《白澤》喜屋武 千恵

016 《火願》仁添 まりな

017 ２－２トピック「かつての出来事から」

018 《August Moon～花の終わりに》粟国 久直

019 《超後継神の後継資格席宣言》宮城 和邦

020 《結い、You-I》照屋 勇賢

021 《オキナワTOURIST》山城知佳子