1. 「琉球の横顔」 アーティスト紹介:砂川喜代

「琉球の横顔」 アーティスト紹介:砂川喜代

砂川喜代 Kiyo SUNAGAWA
1943年、沖縄県沖縄市に生まれる。1968年、第20回沖展で初入選となり以後、毎年出品する。1970年、第55回二科展初入選、以後78年まで毎回出品。1975年、第27回沖展で《蝶のやどり》が絵画部門奨励賞。1977年、第3回沖縄女流美術展に参加し、以後毎年出品を重ねる。1981年、第10回県芸術祭美術展にて《作品81》が奨励賞を受賞。1982年、第25回新象展(東京都美術館)にて《作品82-M-A》が入選。画廊沖縄主催の第2回沖縄の現代絵画60人展(1983年、山形屋7F催事場)へ出品するなど活動。現在は沖展と沖縄新象展と沖縄女流美術家協会を主な発表の場として、制作を続けている。


砂川喜代《終わりの始まり》2020年
Kiyo SUNAGAWA, Beginning of the End, 2020

【作家による作品解説】
50余年前、油彩で具象的な絵を描いていたころ、私にとって壁はかけられている作品を眺める場所だった。10年程してアクリル絵具を使い、陰影のない平面的な抽象に変えても同じように感じていた。しかし、素材や技法、コンセプトなども作者の自由であること、興味のおもむくままに制作してよいことに気づき、改めて回りの壁を意識して見てみると、そこを利用する表現の仕方はまだまだ在るような気がしてきた。
制作にはテーマやモチーフを考えるより、どんな方法で創るかをまず考える。さまざまな変化を加えることで、それらの手法は無数にあるように思われる。 

「琉球の横顔」出品作家

池原清子久場とよ中島イソ子西村立子上原よし砂川喜代石垣克子ローラ・キナエミリー・ハナコ・モモハラ喜屋武千恵山川さやか遠藤薫胡宮ゆきな泉川のはな寺田健人仁添まりな

琉球の横顔 ― 描かれた「私」からの出発 WEBサイト

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