1.おきみゅーの首里城正殿完成記念展
2019年10月31日に首里城公園で火災が発生してから、まもなく7年を迎えます。焼失した首里城の復興が進む中、今年11月には正殿の復元が完成し、一般公開が始まります。
“おきみゅー”こと沖縄県立博物館・美術館では、沖縄県の「首里城正殿完成記念事業」の一環として、令和8年度を通して「首里城展」を開催しています。博物館常設展示室内の美術工芸部門展示室と歴史部門展示室では、第1期~第4期にそれぞれ2カ月前後の期間を設け、首里城をキーワードとした8つのテーマで展示を行います。
おきみゅー「首里城展」チラシ(表)
2.開催中!「首里城展」第2期
8月からは「首里城展」第2期の展示を各部門展示室で開催しています。美術工芸部門展示室では「
尚家の人々」、歴史部門展示室では「尚家の人々と首里城」と題して、歴代の琉球国王を
輩出した尚家に焦点を当てた展示を行っています。歴代国王を中心とする尚家の人々が、王府の政治や行政、外交等で果たした役割に加え、明治以降に
華族に
列せられた尚家の人々の動向や、王族ならではの旧蔵品等を紹介しています。首里城の建物だけではなく、そこに息づいていた尚家の人々と彼らにまつわる資料にも、ぜひご注目ください。
【展示風景】
美術工芸部門展示室「尚家の人々」(一部)
※会期:8/11~10/25
【展示風景】
歴史部門展示室「尚家の人々と首里城」(一部)
※会期:8/25~10/12
3.まだまだ続く「首里城展」
おきみゅーの「首里城展」はまだまだ続きます。歴史部門展示室では10月20日(火)から「首里城と
琉中関係-王権を支えた背景-」、美術工芸部門展示室では11月3日(火・祝)から「首里・那覇を描いた絵図」が始まります。さらに2027年1月からは、美術工芸部門展示室で「首里城と王家ゆかりの施設」、歴史部門展示室で「
天理大・琉球古文書の世界」と「特集展示
大里城雲版」を展示します。
そして今年12月から2027年1月にかけては、博物館常設展示室を飛び出して、3階の博物館企画展示室と特別展示室1で「特別展 首里城-琉球の
御城-」を開催いたします。盛りだくさんの各展示について、詳しくは当館のホームページやチラシ等でご確認ください。
※おきみゅー「首里城展」特設ページ:Shurijo-exhibition
このように「首里城展」は、首里城にまつわる資料をおきみゅーに集めに集めた、まさに首里城づくしの展覧会です。期間中には、展示内容をより深く知ることができる関連講座も開催します。ぜひおきみゅーにご来館いただき、首里城と琉球王国時代の魅力を存分にお楽しみいただければ幸いです。
※おきみゅーの「首里城展」は、博物館の美術工芸・歴史分野の担当学芸員が中心となって、企画・実施している展覧会です。
主任学芸員 崎原 恭子