014《二人の女》名渡山愛順(1’13”)

014《二人の女》名渡山愛順(1’13”)

サムネイルをクリックすると音声が流れます。

001-沖縄美術の流れ。概要の音声が流れます。

ナレーター:平敷尚華(沖縄県立那覇国際高等学校放送部)

水色の絣の着物を着て、沖縄の伝統的な髪型に結い上げ、こちらを見つめる女性。その横には黒い絣の着物を着て、隣の女性に視線を向けて座る女性が描かれています。

二人とも、帯を締めない沖縄独特の着物の着方をしています。

女性たちの周りには、紅型の風呂敷、紅型の端切れが貼られた屏風、朱色の漆器、急須などの陶器、船と鶏の形をしたおもちゃなど、沖縄の伝統的な生活の品々がまるで舞台のセットのように配置されています。

沖縄の文化に深い愛着を持っていた名渡山は、戦前・戦後を通じて、沖縄の伝統的なモチーフを描き続けました。

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