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美術館 コレクション展2020年02月15日(土) ~ 2020年10月11日(日)
線が生まれ、増殖し、渦巻いて形を変えていく―。
10代後半を沖縄で過ごした石田尚志(いしだ・たかし、1972-)は、線を少しずつ描いてはコマ撮りをするという行為を繰り返して「動く絵(ムーヴィング・ピクチャー)」を作り上げます。
本展では、昨年度新たに収蔵した3つの映像作品、《渦巻く光》(2015)、《海の映画》(2007)、《部屋/形態》(1999)をご紹介します。
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沖縄県大里村(現南城市)生まれの大城精徳は、画家であり、雑誌『琉球の文化』を出版するなど、沖縄美術工芸研究者としても知られています。
本展覧会では、平成30年度に寄贈を受けた19点の絵画を含む、絵画22点と資料類を合わせて展示し、大城精徳が描いた沖縄を検証します。
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■展覧会解説動画
■「大城精徳氏」について 宮城篤正氏インタビュー
1928年沖縄県島尻郡大里村(現南城市)生まれ。首里高等学校社会科の教師となった1952年頃から、名渡山愛順に洋画を学ぶ。1955年に沖展に初出品・初入選。1958年から1960年までは沖展運営委員を務める。1956年に二科展に初入選し、以後、毎年出品を重ねる。画家としてだけではなく、雑誌『琉球の文化』(琉球文化社)を創刊するなど、郷土文化研究者としても活躍した。2007年逝去。
沖縄には、本土と異なる風土と歴史の中から育まれてきた独特な文化があります。沖縄の美術もまた、その中で培われてきました。沖縄は、いつの時代もそのおかれた立場や状況に大きく影響されて生きてきたのです。
沖縄戦から本土復帰、復帰後から現代までのさまざまな時代の変容は、沖縄の美術家とその作品にどのような影響を与えたのでしょうか。沖縄・日本そして海外で生み出された象徴的な作品を、戦前、戦後、復帰後、現代、沖縄系移民の5章に分けてご紹介します。
第1章 日本化と近代化―戦前の沖縄美術―
第2章 焼け跡からの新たな出発―戦後復興期の美術―
第3章 移りゆく景色の中で
第4章 いま、ここを見つめる
第5章 沖縄系移民の表現
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会期 | 2020年02月15日(土) ~ 2020年10月11日(日) |
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場所 | コレクションギャラリー1,コレクションギャラリー2,コレクションギャラリー3 |
観覧料 |
一般400円(320円)、高校・大学生 220円(180円) 、小・中学生〔県外〕100円(80円) ※( )は20名以上の団体料金 ※県内小・中学生、未就学児は無料 ※70歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方、および介助者の方1名は無料(身分証の提示が必要です) |
開館時間 | 9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、その翌平日が休館) |
主催 | 沖縄県立博物館・美術館 |