1. 沖縄の美術シリーズ2 60年代を駆け抜けた画家の軌跡 安谷屋正義展―モダニズムのゆくえ

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沖縄の美術シリーズ2 60年代を駆け抜けた画家の軌跡 安谷屋正義展―モダニズムのゆくえ

2011年01月19日(水) ~ 2011年03月13日(日)

沖縄の美術シリーズ2 60年代を駆け抜けた画家の軌跡 安谷屋正義展―モダニズムのゆくえ

〔開催主旨〕
 「沖縄の美術シリーズ」2は1960年代をリードした作家安谷屋正義展を開催します。
 安谷屋正義は東京美術学校の図案科に学び、戦後首里に開設された美術村ニシムイにおいて美術家として出発しました。安谷屋は、「五人展」や「創斗会」などの絵画グループを組織し、絵画論等を展開し、次の世代に引き継いだ美術家です。初期は具象的表現を模索し、50年代から構成的になり、58年には代表作「塔」を発表し、60年代には「滑走路」「望郷」など時代の象徴となるような作品を生み出しましたが、67年に急逝します。
 安谷屋正義は美術だけではなく、広く沖縄の文化・社会・政治にも数多く言及しました。その当時影響を受けた人々には神話的な作家でありながら、1960年代生まれ以降の人々には、その作品や人物はほとんど知られていません。本展ではその時代のテキストも紹介します。安谷屋は油彩画と同じく水彩・エスキースも重要なものでした。かれにとってエスキースは油彩画制作のための単なる習作にとどまらず、ひとつの完結した世界を構成しています。本展は油彩、水彩、エスキース等で安谷屋正義の全体像に迫ります。

 


〔会期〕 2011年1月19日(水)~3月13日(日)
〔会場〕 沖縄県立博物館・美術館 企画ギャラリー1、2
〔開館時間〕 9:00~18:00 ※金・土は20:00まで(入館は閉館30分前まで)
〔休館日〕 毎週月曜日(1月25日(火)は消毒期間のため休館いたします。)
〔観覧料〕
 一般800円(640円)、大学生・高校生500円(400円)、中学・小学生300円(240円)
 *( )内は、前売り及び20名以上の団体料金

 

〔主催〕 沖縄県立博物館・美術館/沖縄県教育委員会
〔後援〕社団法人沖縄県美術家連盟/沖縄県文化協会/NHK沖縄放送局/沖縄テレビ放送(株)、/ 琉球放送(株)/琉球朝日放送(株)/(株)エフエム沖縄/(株)ラジオ沖縄/タイフーンfm/琉球新報(株)/(株)沖縄タイムス

 

〔プレイガイド〕
 ミュージアムショップゆいむい、リウボウサービスカウンター(パレットくもじ8F)、
 コープあぷれ、ファミリーマート各店、ローソン各店、ジュンク堂書店那覇店、
 ブックスきょうはん美浜店・一日橋店・豊見城店、宮脇書店とまりん本店、
 TSUTAYA那覇新都心店・首里店

 

 


 

〔関連イベント〕
 シンポジウム(1)「安谷屋正義の時代」
 日時:2月12日(土) 14:00~17:00
 会場:講堂
 コーディネーター 翁長直樹
 パネリスト 大城立裕、山田實、稲嶺成祚

 (安次富長昭氏は諸事情により出演できなくなりました。お詫び申し上げます。)
 *本展の観覧券、または半券が必要です。

 

 シンポジウム(2)「モダニズムを超えて」
 日時:3月4日(金) 19:00~21:00
 会場:講堂
 コーディネーター 翁長直樹
 パネリスト 宮城明、上原誠勇、粟国久直、与那覇大智、山城知佳子 (※変更の可能
 性があります)
 *本展の観覧券、または半券が必要です。

 

 上映会・講演会 「米統治下の沖縄」
 トーク 森口豁、今育義
 日時:1月30日(日) 14:00~17:00
 会場:講堂
 *本展の観覧券、または半券が必要です。

 

講演会「展覧会の裏側―絵画の修復」

日時:2月25日(金) 18:00~19:30

場所:美術館講座室

講師:中井久代(絵画修復家)

 

 ギャラリートーク
 1月29日(土)15:00~16:00 トーク:星雅彦
 *本展の観覧券(当日有効)が必要です。


 キュレータートーク 
 2月5日(土)15:00~16:00 トーク:翁長直樹
 会場:企画ギャラリー
 *本展の観覧券(当日有効)が必要です。

チラシのダウンロードはこちらから

展覧会情報

会期 2011年01月19日(水) ~ 2011年03月13日(日)
場所 企画ギャラリー1,企画ギャラリー2
開館時間 9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで
休館日 毎週月曜日
主催 沖縄県立博物館・美術館 、沖縄県教育委員会
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