1. エントランスホール展示「カムイサウルス化石レプリカ」について

エントランスホール展示「カムイサウルス化石レプリカ」について

最終更新日:2024.02.21

■おきみゅーにカムイサウルスがやってきた!

カムイサウルス 化石標本

2月20日(火)より、当館エントランスホールにて北海道むかわ町にて発見された草食恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス(通称:むかわ竜)」の骨格レプリカの展示が開幕しました。

本資料は、戦争を経験した沖縄への慰霊・鎮魂、そして経済発展・観光振興で元気になってほしいとの想いから、植田英隆氏により当館に寄贈されたものです。

「カムイサウルス」は、発掘により約7,200万年をいう悠久の時を超えて現在に蘇り、2018年に発生した「北海道胆振東部地震」を耐え抜いたことから、北海道むかわ町では、復興・再生のシンボルとして位置づけられています。
このたびご寄贈いただいた「カムイサウルス」が、北海道と沖縄の友好と平和のシンボルとなることを祈念するとともに、ご寄贈くださった植田英隆氏の想いを多くの県民に届けるため、展示を行います。

展示期間:2月20日(火)~12月頃(予定)
場  所:エントランスホール
観  覧 料:無料

■カムイサウルス・ジャポニクスとは?

北海道むかわ町穂別で発見され、2019年に新属新種として記載されたハドロサウルス科の大型草食恐竜です。
学名(Kamuysaurus japonicus)は、「日本の竜の神(日本の神トカゲ)」を意味します。
化石は7,200万年前の後期白亜紀の地層(蝦夷層群函淵層)から見つかっており、陸の生物でありながら、海でできた地層から発見された恐竜です。
全身の80%(骨の数は全身の60%、体積は全身の80%)が残されていたことから、「奇跡の恐竜」とも称されます。

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