1. 博物館常設展『美術工芸部門』の展示替えをしました

博物館常設展『美術工芸部門』の展示替えをしました

最終更新日:2018.08.01

平成30年度 第2期常設展示(美術工芸部門展示室)

テーマ 「模様を愛でる・詩を楽しむ」
会期 2018(平成30)年8月1日(火)~2018(平成30)年11月25日(日)
場所 博物館常設展示(美術工芸部門展示室)
内容  琉球の美術工芸は、その地理的環境と歴史の流れのなかで育まれ、中国とも日本とも異なる様子がみられます。絵画は宮廷や座敷を飾り、書芸は士族のたしなみとして展開しました。工芸は日々の暮らしに彩りを添えてくれました。
今回は、模様や詩にスポットをあてました。書芸における詩は作者の筆の動きと関連します。作者の詩の楽しみ方を知ることができます。
牡丹の模様は様々な場面に表れます。戦災にあった円覚寺の残欠は往時の華やかな建築の様子を彷彿とさせます。琉球の人々が愛でた、富貴の象徴である牡丹の表現をお楽しみ下さい。

 


展示資料:  33件 59点

〔絵画〕 4件4点

1 獅子に龍下図 田名宗経作 1幅
2 織婦理系図  作者不詳 1幅
3 牡丹白鳩の図 作者不詳 1幅
4 牡丹の図   義村朝義作 1幅


〔書跡〕 7件8点

1 鄭嘉訓の書 五言対句 1幅対
2 尚育の書 「四時」 1幅
3 翁宏烈の書 五言対句 1幅
4 高人鑑・鄭元偉人の書 扇面  1幅
5 浦添朝憙の書 和歌 1幅
6 李鼎元の書 「詠福木」 1幅
7 鄭元偉書 扁額「徳高」
※沖縄県指定有形文化財
1面

〔漆器〕 4件4点

 
1 朱塗唐草箔絵東道盆 1点
2 朱漆牡丹唐草七宝繋沈金料紙箱 1点
3 黒漆桐鳳凰草花螺鈿重箱 1点
4 黒漆箔巴紋御玉貫置盆   1点

〔染織〕 9件9点

1 木綿紺地手縞衣裳 1領
2 苧麻白地経緯絣衣裳 1領
3 木綿紺地花織ティサジ 1枚
4 芭蕉鶴に波模様ウッチャキ 1領
5 木綿浅地絣つなぎあわせ胴衣 1領
6 紅型型紙 牡丹模様 1枚
7 木綿白地牡丹模様衣裳 1領
8 苧麻紺地紋入牡丹模様ウチュキー 1枚
9 苧麻白地稲妻に花の丸模様胴衣 1領

〔陶器〕 6件8点

1 花文瓶 2点
2 赤絵からから 1点
3 白釉牡丹唐草人物文蓋物 1点
4 紫泥色絵茶 1点
5 赤絵対瓶 2点
6 緑釉蓮弁皿 1点

〔彫刻〕 3件26点

1 円覚寺 牡丹木彫仏間羽目 1面
2 円覚寺 牡丹彫刻片 24点
3 牡丹木彫羽目板 1面
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