博物館は資料をわかりやすく展示し、多くの人々に観覧していただくことを大きな使命としています。同時に、来館者の知的文化的な好奇心を充実させる地域の中軸施設であることも求められています。博物館の教育普及活動では、学校の計画する授業・行事等で博物館を利用する際に支援する学校連携事業、博物館が企画運営する文化講座、学芸員講座、体験学習教室、ボランティア養成等、大きく2つの事業に分けて推進してきました。
また、当館教育普及はその活動において博物館班の学芸員・及び指定管理者と協働して教育普及活動を展開しています。
しかし、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けました。コロナ禍を契機とした「教育・普及」の在り方を模索する中で、現在の教育普及活動において新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、職員と指定管理者主体で行う民具解説・実演をはじめて実施するなど、「博物館における新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドライン」を踏まえ安全対策を講じながら様々な取り組みを行っています。
文化講座
博物館の展示内容と関連する講演会やシンポジウム現地研修などを行い、広い視点から分かりやすく学べる講座です。
学芸員講座
学芸員がわかりやすい講座やフィールドツアーを行い、博物館をより身近に感じてもらえるように楽しい学びの場を提供しています。
学芸員教室
さまざまな体験学習を行っています。
体験学習
民具の使い方などについて学びます。
バックヤードツアー
博物館の収蔵庫を学芸員が案内します。
展示解説会
博物館の常設展を学芸員が解説します。
ボランティア活動
県民の自己啓発や学習発表の場の提供、博物館支援活動を目的とした活動です。養成講座を受講した方々が、体験教室サポートや学校団体見学等で活動しています。
教育普及担当 主任学芸員 大城久表
教育普及担当 主任学芸員 大城久表