移動展は当館へのアクセスが容易ではない離島や遠隔地にお住まいの県民の皆様に向け、現地へ収蔵資料を持ち出し、ご覧頂くことで、沖縄の自然、歴史、文化、芸術を身近に感じ、それらへの理解を深めて頂けるよう、毎年実施している事業です。1980年以来40年以上にわたって開催してきました。
2020・2021年度はコロナ禍のため開催できませんでしたが、2022年度は規模を縮小して渡嘉敷島(とかしきじま)で開催することができました。
移動展関係記事
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3年ぶりの移動展開催―離島でのふれあい―
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国際博物館の日2020-移動展-
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沖縄県立博物館・美術館の移動展について
第13回移動展in渡嘉敷島 会期:2023年1月13日~1月15日(3日間)
第13回移動展は、渡嘉敷村中央公民館で開催しました(
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ヤンバルクイナをはじめとする沖縄固有の生物の標本や港川人復元模型、岩石・考古資料などを展示しました。また、島の地質や地形、遺跡を学ぶフィールドツアーや植物を使った筆で文字や絵を描くワークショップを開催しました。離島・遠隔地にお住まいの方々に博物館に親しみを感じていただくきっかけとなるよう、今後もより魅力的な事業としての発展をめざし様々なアイディアを取り入れていきたいと考えています。
会場の様子
フィールドツアーの様子
ワークショップの様子
沖縄県立博物館・美術館