1. 国際博物館の日2020-博物館の展覧会-

国際博物館の日2020-博物館の展覧会-

最終更新日:2020.05.18

博物館では、2007年11月から2020年3月までの12年余りの間に特別展14回、企画展23回、計37回の展覧会(県主催)を開催しました。
このほかに、新収蔵品展大嶺薫コレクション展を年1回開催しています。
以下では各展覧会の概要とちらしを紹介します。

※あなたがもう一度見てみたい展覧会はどれですか?アンケートにご協力ください。
 

2007年

沖縄県立博物館・美術館 開館(2007年11月1日(木))
開館記念特別展「人類の旅-港川人の来た道-」 会期:2007 年11月1日(木)~2008 年1月20日(日)
 

2008年 

開館1周年記念特別展「中国・北京故宮博物院秘蔵 甦る琉球王国の輝き」 会期:2008 年11月1日(土)~12月21日(日)
企画展「ずしがめの世界」 会期:2008年9月17日(水)~10月13日(月)
企画展「沖縄考古学ニュース」 会期:2009年1月9日(金)~3月1日(日)
 

2009年 

特別展「薩摩の琉球侵攻400年 琉球使節、江戸へ行く!-琉球慶賀使・謝恩使一行2,000キロの旅絵巻-」 会期: 2009年10月6日(火)~11 月29 日(日)
企画展「造礁サンゴ―楽園をつくった偉大な建築家-」 会期:2010年2月5日(金)~3月14日(日)
企画展「ものづくり今昔-自然の恵みを活かす―」 会期:2010年2月16日(火)~3月28日(日)
 

2010年 

特別展「海のクロスロード 八重山(やいま)」 会期:2010年9月24日(金)~11月23日(火)
企画展「琉球陶器の来た道」 会期:2011年1月22日(土)~3月6日(日)
企画展「骨の科学」 会期:2011年2月4日(金)~3月21日(月)
 

2011年 

特別展「宇宙-遥かなるロマンを求めて-」 会期:2011年11月3日(木)~12 月28 日(水)
企画展「日本の伝統美と技の世界」「工芸王国-受けつがれる琉球のわざと美」 会期:2011年10月6日(木)~10 月23 日(日)
企画展「京都・檀王法林寺開創400年記念 琉球と袋中上人-エイサーの起源をたどる―」 会期: 2012年1 月25 日(水) ~ 2 月19 日(日)
 

2012年 

特別展「復帰40年記念 Okinawaから沖縄へ」 会期:2012年9月28日(金)~11月25日(日)
企画展「沖縄復帰40周年記念 紅型BINGATA 琉球王朝のいろとかたち」 会期:2012年4月24日(火)~5月27日(日)
企画展「大山盛保生誕100年記念 発見への情熱」 会期:2012年12月7日(金)~2013年1月20日(日)
 

2013年 

特別展「海・山・川のおくりもの 目からウロコの大生き物展-生物多様性ホットスポットJAPAN-」 会期:2013年7月12日(金)~9月1日(日)
企画展「サキタリ洞遺跡発掘調査速報展-島に生きた旧石器人とその文化を探る-」 会期:2014年2月18日(火)~3月16 日(日)
企画展「三線のチカラ-形の美と音の妙-」 会期:2014年2月18日(火)~5月11日(日)
 

2014年 

特別展「水中文化遺産-海に沈んだ歴史のカケラ-」 会期:2014年11月8日(土)~2015年1月18日(日)
企画展「久米崇聖会創立100周年記念 久米村(クニンダ)-琉球と中国の架け橋-」 会期:2014年9月12日(金)~10月19日(日)
企画展「イノシシとブタと私たち」 会期:2015年2月3日(火)~3月15日(日)
 

2015年

特別展「琉球弧の葬墓制-風とサンゴの弔い-」 会期:2015年9月25日(金)~11月23日(月)
企画展「うちくい 沖縄のふろしき」 会期:2015年4月28日(火)~6月21日(日)
企画展「大気と気象-見えない空気の“力と技”-」 会期:2016年1月26日(火)~3月6日(日)
 

2016年 

企画展「目からウロコの生物実験展」 会期:2016年7月16日(土)~8月28日(日)
企画展「日本民藝館80周年 沖縄の工芸-柳宗悦と昭和10年代の沖縄-」 会期:2016年9月21日(水)~10月23日(日)
特別展「港川人の時代とその後-琉球弧をめぐる人類史の起源と展開-」 会期:2016年11月15日(火)~2017年1月15日(日)
企画展「琉球・沖縄の地図展~時空を越えて沖縄がみえる~」 会期:2017年2月1日(水)~4月16日(日)
 

2017年 

企画展「博物館70年のあゆみ」 会期:2017年5月23日(火)~6月25日(日)
企画展「ウィルソンが見た沖縄-琉球の植物研究史100年とともに-」会期:2017年9月8日(金)~10月15日(日) 
特別展「開館10周年記念特別展 海の沖縄 開かれた海への挑戦」会期:2017年11月1日(水)~2018年1月14日(日)

2018年 

特別展「縄文と沖縄-火焔型土器のシンボリズムとヒスイの道-」 会期:2018年11月22日(木)~2019年1月20日(日)
企画展「琉球三線楽器保存・育成会 創立30周年記念 沖縄が誇る 家宝の三線展」  会期:2019年2月5日(火)~3月4日(月)
 

2019年 

特別展「グスク・ぐすく・城―動乱の時代に生み出された遺産―」 会期:2019年11月19日(火)~2020年1月19日(日)
企画展「台湾展-黒潮でつながる隣ジマ-」 会期:2019年9月6日(金) ~ 2019年11月4日(月)
特別展「手わざ-琉球王国の文化-」 会期:2020年2月4日(火)~2020年3月15日(日)
 

2007年

2007年11月1日 沖縄県立博物館・美術館 オープン
 
2007年博物館・美術館 開館 広報用ちらし

開館記念特別展「人類の旅-港川人の来た道-」
会期:2007 年11月1日(木)~2008 年1月20日(日)

アフリカでサルとヒトが分かれてから、現代人に至るまでのおよそ700万年にもおよぶ壮大な人類進化の旅をたどるとともに、沖縄から発見された世界的にも注目される貴重な人類化石を一堂に集めました。
  

 

2008年


開館1周年記念特別展
「中国・北京故宮博物院秘蔵 甦る琉球王国の輝き」
会期:2008 年11月1日(土)~12月21日(日)

中国・北京故宮博物院が所蔵する琉球王国から中国へ贈られた漆器や紅型などを展示するとともに、中国と琉球の交流を支えた人々や地域にまつわる品々も紹介しました。

  

企画展「ずしがめの世界」
会期:2008年9月17日(水)~10月13日(月)


洗骨した遺骨を納める納骨器である厨子甕(ずしがめ)は、時代による形や材料、装飾などの変遷があり、造形美にも優れています。
また、厨子甕に記されたミガチ(銘書)などからは、被葬者の情報を詳しく知ることができます。本展覧会では、厨子甕が沖縄の歴史・文化を知る貴重な文化遺産であることを紹介しました。
  

企画展「沖縄考古学ニュース」
会期:2009年1月9日(金)~3月1日(日)


沖縄県内で近年行われた発掘調査の成果や史跡に指定された遺跡、修復された考古資料について紹介しました。
※発掘された日本列島展2008」の地域展として開催
  
 

2009年

特別展「薩摩の琉球侵攻400年 琉球使節、江戸へ行く!-琉球慶賀使・謝恩使一行2,000キロの旅絵巻-」
会期: 2009年10月6日(火)~11 月29 日(日)

徳川将軍へ派遣された琉球使節の旅模様を中心に、薩摩支配という逆境と立ち向かいながら、自立を模索した琉球王国の外交戦略を示し、様々な交友関係も築いた琉球使節の役割を紹介しました。
  

企画展「造礁サンゴ―楽園をつくった偉大な建築家-」
会期:2010年2月5日(金)~3月14日(日)

造礁サンゴが体の中に宿した藻類によってサンゴ礁をつくりあげることを柱に、標本や生態、人との関わり、保全活動など、様々な側面から造礁サンゴを取り上げました。

  

企画展「ものづくり今昔-自然の恵みを活かす―」

会期:2010年2月16日(火)~3月28日(日)
自然素材にスポットをあて、沖縄の人々がくらしのなかで、それらをどのように活かし、これからどう活かしていくのかを軸に、様々なものづくりの知恵とその美を探りました。

  

2010年

特別展「海のクロスロード 八重山(やいま)」
会期:2010年9月24日(金)~11月23日(火)

日本の西と南の国境であり、30近い島々からなる八重山をあらゆる角度から眺め、自然・人・モノが海を道として行き交う「八重山の多様なすがた」を紹介しました。
  

企画展「琉球陶器の来た道」
会期:2011年1月22日(土)~3月6日(日)

17~19世紀前半まで琉球国内で生産されていた壺屋焼などの近世琉球陶器の研究成果を骨格にすえ、琉球陶器の起源を探り、新しい研究を踏まえた様々な資料を紹介しました。
※那覇市立壺屋焼物博物館との合同展として開催
  

企画展「骨の科学」
会期:2011年2月4日(金)~3月21日(月)

「骨の研究」を大きなテーマとして、骨の性質や進化、化石、骨の研究方法など、様々な分野における骨を材料とした研究の歴史と最新成果を展示しました。
  
 

2011年

特別展「宇宙-遥かなるロマンを求めて-」
会期:2011年11月3日(木)~12 月28 日(水)

宇宙に関する国内外での研究や取り組みの成果を、多くの人に知ってもらうことを目的とし、宇宙への興味や関心を広げることをねらった展覧会でした。
  

企画展「日本の伝統美と技の世界」
企画展「工芸王国-受けつがれる琉球のわざと美」
会期:2011年10月6日(木)~10 月23 日(日)

全国重要無形文化財保持団体協議会の大会開催に合わせ、14団体の秀作を紹介するとともに、沖縄県無形文化財工芸技術保持団体協議会の発足10年を記念し、漆芸・陶芸・染織など沖縄の工芸の技と美を一堂に集め展覧しました。
  

企画展「京都・檀王法林寺開創400年記念 琉球と袋中上人-エイサーの起源をたどる―」
会期: 2012年1 月25 日(水) ~ 2 月19 日(日)

京都の檀王法林寺(だんのうほうりんじ)開創400年を記念し、琉球に浄土念仏を広め、エイサーを伝えたといわれる袋中上人(たいちゅうしょうにん)の事跡を紹介しました。
※九州国立博物館との合同展として開催
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2012年

特別展「復帰40年記念 Okinawaから沖縄へ」
会期:2012年9月28日(金)~11月25日(日)

沖縄が「日本」ではなかった時代のことや、ウチナーンチュが復帰に求めたものを示し、復帰後の変化や様々な分野での躍進と合わせながら、現在の沖縄の状況を再確認し、今後のあり方についての問題提起としました。
  

企画展「沖縄復帰40周年記念 紅型BINGATA 琉球王朝のいろとかたち」
会期:2012年4月24日(火)~5月27日(日)

戦前・戦後を通じて守り伝えられた代表的な紅型の優品や王家に伝えられた作品(国宝)などを一堂に会し、紅型の美を堪能し、これからの紅型を考える機会としました。
  

企画展「大山盛保生誕100年記念 発見への情熱」
会期:2012年12月7日(金)~2013年1月20日(日)

港川人の発見者・大山盛保(おおやま せいほ)氏の生誕100年を記念し、大山氏の生い立ちや港川人の発見にかけた情熱を顕彰し、現在も継続中の発掘調査の様子も紹介しました。
※八重瀬町立具志頭歴史民俗資料館との合同展として開催
  

2013年

特別展「海・山・川のおくりもの 目からウロコの大生き物展-生物多様性ホットスポットJAPAN-」
会期:2013年7月12日(金)~9月1日(日)

日本中からさまざまな生き物を集めて、さらに世界一大きなカニ「タカアシガニ」やヒグマの本物の毛皮を使った着ぐるみ体験、本館収蔵のマンモスの蔵出しなど見どころ満載の展覧会でした。
  

企画展「サキタリ洞遺跡発掘調査速報展-島に生きた旧石器人とその文化を探る-」
会期:2014年2月18日(火)~3月16 日(日)

博物館が発掘を進めているサキタリ洞遺跡(南城市)の調査研究成果をわかりやすく紹介するとともに、遺跡出土品を通して、新たに解明されつつある沖縄の旧石器時代から縄文時代にかけての人類とその文化について紹介しました。
  

企画展「三線のチカラ-形の美と音の妙-」
会期:2014年2月18日(火)~5月11日(日)

沖縄の人々が愛する三線の工芸的な形の美と楽器としての音の妙について紹介し、琉球王国時代などの絵画に描かれる三線や県指定文化財の三線なども紹介しました。また、王国時代の名器 盛嶋開鐘(もりしまけーじょー)の音の再現もおこなってみました。
  
 

2014年

特別展「水中文化遺産-海に沈んだ歴史のカケラ-」
会期:2014年11月8日(土)~2015年1月18日(日)

琉球列島の人類は、先史時代より海を媒介として、船によって島と島を往来し、人や資源、商品、文化そのものを運んできました。本特別展では、琉球のみならず日本全国の海底の沈没船の残骸や積み荷など、水中文化遺産について紹介しました。
  

企画展「久米崇聖会創立100周年記念 久米村(クニンダ)-琉球と中国の架け橋-」
会期:2014年9月12日(金)~10月19日(日)

久米村(クニンダ)とは、中国からの渡来人を中心としたコミュニティです。彼らの子孫により設立された久米崇聖会の創立100周年を記念して、琉球における久米村の役割や琉球にもたらした文化などを紹介した見どころ満載の展覧会でした。
  


会期:2015年2月3日(火)~3月15日(日)

イノシシとブタの動物としての特徴やヒトとの関わりの時代的な変化を、自然史標本、考古遺跡出土遺物、イノシシやブタにまつわる民具などの展示を通して紹介しました。
  
 

2015年

特別展「琉球弧の葬墓制-風とサンゴの弔い-」
会期:2015年9月25日(金)~11月23日(月)

奄美諸島から八重山諸島までの琉球弧では、その風土に根ざした独自の死生観がはぐくまれ、死者の葬り方や祀り方にも独特の文化が築かれてきました。本展覧会では、葬送儀礼や洗骨等に関する資料や各地に現存する多様な墓をはじめ、ふだん滅多に見ることのできない墓室や厨子の内部についても紹介しました。

  

企画展「うちくい 沖縄のふろしき」
会期:2015年4月28日(火)~6月21日(日)

「うちくい」とは沖縄のふろしきのことです。それは、単なる包むもの、掛けるものではなく、大切な物を愛おしむ心があります。当展覧会は、不思議な物をたくさん包み、心と心を結ぶ「うちくい」の側面から沖縄の文化を紹介した見どころ満載の展覧会でした。
  

企画展「大気と気象-見えない空気の“力と技”-」
会期:2016年1月26日(火)~3月6日(日)

沖縄県は、暖流である黒潮の中に位置し、温暖な気候です。夏には台風の通り道となり、多くの被害を受けていります。「水の供給」という恵みも与えてくれます。このような気候の中で生活している県民に、その仕組みを知ってもらう機会としました。
  
 

2016年

企画展「目からウロコの生物実験展」
会期:2016年7月16日(土)~8月28日(日)

科学において実験・観察がたいせつであること、一見くだらないと思うようなことでも、突き詰めていくと大きな発見につながることを紹介しました。
  
企画展「日本民藝館80周年 沖縄の工芸-柳宗悦と昭和10年代の沖縄-」
会期:2016年9月21日(水)~10月23日(日)

柳宗悦が創設した日本民藝館が所蔵する沖縄の工芸資料と、坂本万七が撮影した昭和10年代の写真資料を展示しました。
  

特別展「港川人の時代とその後-琉球弧をめぐる人類史の起源と展開-」
会期:2016年11月15日(火)~2017年1月15日(日)

人類の起源と進化のあらましを紐解き、旧石器時代の日本列島と沖縄の出土品を比較しつつ、アジアの中での沖縄の旧石器人の特徴とその位置づけを紹介しました。また、沖縄県南城市サキタリ洞遺跡(ガンガラーの谷)をはじめとする近年の沖縄における調査研究成果についても、わかりやすく展示しました。
  

企画展「琉球・沖縄の地図展~時空を越えて沖縄がみえる~」
会期:2017年2月1日(水)~4月16日(日)

琉球王国時代から現代までの時空を越えた地図を一堂に集めました。合わせて、新たに重要文化財に指定された「間切図」及び「琉球国之図」を公開し、首里王府による測量技術の高さを紹介しました。
  
 

2017年

企画展「博物館70年のあゆみ」
会期:2017年5月23日(火)~6月25日(日)

沖縄戦直後の1946年に設立された「東恩納博物館」に始まった博物館は、2016年に70周年を迎えました。時代や社会のニーズに合わせて収集してきた貴重な品々を博物館の歴史とともに紹介しました。
  

企画展「ウィルソンが見た沖縄-琉球の植物研究史100年とともに-」
会期:2017年9月8日(金)~10月15日(日)

英国人プラントハンター、E. H. ウィルソンが撮った沖縄の風景全59点を大型写真で展示しました。
  

特別展「開館10周年記念特別展 海の沖縄 開かれた海への挑戦」
会期:2017年11月1日(水)~2018年1月14日(日)

総合博物館として8分野(地学・生物・人類・考古・歴史・民俗・美術工芸・教育普及)の学芸員と美術館の力を結集し、沖縄の自然、歴史、文化にとって不可欠な要素である「海」を統一テーマにトピック的な6つの切り口から、学術性に裏付けされた感興性の高い展示を行いました。
  
 

2018年

特別展「縄文と沖縄-火焔型土器のシンボリズムとヒスイの道-」
会期:2018年11月22日(木)~2019年1月20日(日)

1万年以上にわたって続いた縄文時代は、高度な土器工芸や石材利用技術の発達に特徴づけられる時代でした。本展覧会では原始芸術のもつ野性的かつ豊饒なイメージと、縄文人のしなやかな生態を紹介しました。
  

企画展「琉球三線楽器保存・育成会 創立30周年記念 沖縄が誇る 家宝の三線展」 
会期:2019年2月5日(火)~3月4日(月)

1986(昭和61)年に発足した「琉球三線楽器保存・育成会」の創立30周年を記念し、同会の活動の軌跡をたどり、この30年間に沖縄県立博物館(現在の沖縄県立博物館・美術館)における三線鑑定会の中で見出された三線の名器を中心とした展覧会を開催しました。
  
 

2019年

特別展「グスク・ぐすく・城―動乱の時代に生み出された遺産―」
会期:2019年11月19日(火)~2020年1月19日(日)

世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」に象徴されるように、グスクは琉球列島における代表的な遺跡です。本展覧会ではグスクを総合的観点からとらえ、改めてグスクについて考えてみました。また、近年における発掘調査成果から、グスクがかつてどのような役割を果たしていたのかを再現しました。
  

企画展「台湾展-黒潮でつながる隣ジマ-」
会期:2019年9月6日(金) ~ 2019年11月4日(月)

台湾は人口約2300万人、沖縄最西端の島から111㎞の近い距離にあり、本県から最も近い外国です。本展覧会では、沖縄と台湾に関する歴史の証跡や双方に見られる新しい文化の萌芽、多様な民族と言語を有し、多様な文化を形成しながら発展する「隣のシマ」の歴史と文化を紹介しました。
  

特別展「手わざ-琉球王国の文化-」
会期:2020年2月4日(火)~2020年3月15日(日)

2016年から実施された琉球王国文化遺産集積・再興事業では、王国時代の8つの手わざ(絵画、木彫、石彫、染織、漆芸、陶芸、金工、三線)の模造復元が試みられました。それにより得られた多くの新知見と実際に模造復元した作品を展示し、琉球王国の手わざの素晴らしさとともに琉球・沖縄の美意識を紹介しました。
  

  

新収蔵品展(年1回開催)
博物館企画展「新収蔵品展」は、前年度に新しく寄贈・収集・移管された諸資料を一堂に集めて、広く一般にお披露目するとともに、今後の展示や研究等に活用することを目的として毎年実施する企画展です。


新収蔵品展2019 展示解説のようす

大嶺薫コレクション展(年1回開催)
大嶺薫コレクションは、故・大嶺薫(おおみね かおる)氏が戦前・戦後を通して収集した美術工芸、歴史、考古、民俗の各分野にわたる資料群です。戦後、多くの文化遺産が消失あるいは海外へ散逸したなか、文化財の流出を憂慮し、沖縄を中心に、日本や中国、南方諸国、アメリカなど多岐にわたる資料の収集を行った大嶺氏の業績を懸賞し、大嶺氏が求めて美の概要を紹介する展覧会です。

2019年度大嶺薫コレクション展のちらし

国際博物館の日2020

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沖縄県立博物館・美術館

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