1. 博物館特別展「港川人の時代とその後-琉球弧をめぐる人類史の起源と展開」にむけて (4)

博物館特別展「港川人の時代とその後-琉球弧をめぐる人類史の起源と展開」にむけて (4)

最終更新日:2016.10.26

博物館特別展「港川人の時代とその後-琉球弧をめぐる人類史の起源と展開」にむけて (4)」

平成28年11月15日(火)より、博物館特別展「港川人の時代とその後-琉球弧をめぐる人類史の起源と展開」がスタートします。展示会は5部構成で、以下のような内容となっています。ぜひご観覧ください!

プロローグ 人類誕生の地 アフリカ

第1部人類の進化とアジアへの到達
人類の誕生とアフリカからの拡散、東アジアに到達するまでを紹介します。
(おもな展示品)ヨーロッパの旧石器資料 洞穴壁画体験コーナー

第2部日本列島(古本州島)の旧石器時代
氷河期の海面低下によって出現した古本州島(本州、四国、九州、大隅諸島)の旧石器遺跡について紹介します。
(おもな展示品)群馬県岩宿遺跡出土品、日本最古級の旧石器(鹿児島県横峯C遺跡、立切遺跡)、剥片尖頭器、角錐状石器、台形石器(鹿児島県前山遺跡出土品)、尖頭器(福岡県宗原遺跡出土品)

第3部沖縄・奄美の旧石器時代
近年調査研究が進む沖縄の旧石器時代遺跡や、奄美の旧石器時代遺跡について紹介します。
(おもな展示品)沖縄県サキタリ洞遺跡出土品、沖縄県白保竿根田原洞穴遺跡出土品、港川人骨(実物)、港川人復元模型、鹿児島県喜子川遺跡出土品、鹿児島県ガラ竿遺跡出土品

第4部日本列島の縄文時代
縄文時代がはじまる頃に、高度な発達をとげた九州の縄文文化を中心に出土品を紹介します。
(おもな展示品)隆帯文土器(鹿児島県奥ノ仁田遺跡、鹿児島県三角山Ⅰ遺跡出土品)、鹿児島県上野原遺跡出土品(レプリカ)、塞ノ神式・轟式土器・木製容器・編み籠・骨貝製品等(佐賀県東名遺跡出土品)、西唐津式土器(佐賀県西唐津海底遺跡出土品)

第5部沖縄・奄美の縄文時代
九州以北とは異なる発展をとげた奄美・沖縄の縄文文化について紹介するとともに、九州と沖縄・奄美の文化交流についても紹介します。
(おもな展示品)鹿児島県喜界町総合グラウンド遺跡出土品、南島爪形文土(沖縄県野国貝塚群B地点、鹿児島県土浜イヤンヤ洞穴、喜子川遺跡出土品)、爪形文土器(福岡県門田遺跡出土品)、曽畑式土器(沖縄県渡具知東原遺跡、沖縄県伊礼原遺跡、鹿児島県一湊松山遺跡出土品) )

エピローグ 西太平洋の礁民(しょうみん)文化(海洋文化館サテライト展示)
沖縄の南に広がる西太平洋(メラネシア、ミクロネシア)の人と文化について、沖縄との類似点や違いを比較しつつ紹介します。

(おもな展示品)国営沖縄記念公園事務所 所蔵資料

  • 展示会関連年表

    展示会関連年表(クリックすると拡大します)

  • 展示会場マップとみどころ

    展示会場マップとみどころ(クリックすると拡大します)

主任 山崎真治

シェアしてみゅー

TOP