最終更新日:2014.10.30
博物館では、7月~8月の夏休み期間子どもたち向けの講座を行いました。
7月29日(火)から8月1日(金)の4日間は「夏休み!学芸員教室」、8月2日(土)は、学芸員講座「学芸員のお仕事&バックヤード探険!」を開催しました。
各講座定員があり、学芸員教室、学芸員講座全体で175名の定員に対し約350名の応募がありました。
夏休み!学芸員教室は、夏季休暇中の児童生徒を対象に、沖縄の自然、歴史、文化に関する自由研究や調査研究等について、可能な限り博物館の情報を提供し、郷土への興味・関心を高めることを趣旨としています。
各分野担当学芸員が講師を務め、それぞれの分野で興味を引く講座が実施されました。
講座内容は、「真珠貝で貝器を作ってみよう」「板絵を描いてみよう」「動物の歯と食べ物を調査せよ!」「砂の中から宝を探せ!」「顕微鏡でのぞく、不思議ワールド」「神が宿る石「勾玉」を削りだそう!」「印じゃなーい?」「オリジナルの家系図をつくろう!」「民具手帳をつくろう!」「糸を作ってみよう!」の10講座が開催されました。
学芸員講座では、前半は、博物館で働いている学芸員の仕事内容やなかなか知られていない博物館の展示物紹介、そしてバックヤード探険を行いました。講座後半では、まとめとして各自趣向を凝らしマメ新聞作成を行いました。
各講座を受講した参加者は、緊張やわくわくの中で新たな発見や驚きがあったのでは?また、探求してみたい事を見つけたのではないでしょうか。「博物館って!おもしろいよ~」参加した子どもたちは、夏休みの博物館で大きな収穫が得られたと思います。
主任学芸員 金城久枝