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美術館 企画展2022年11月03日(木) ~ 2023年01月15日(日)
平良孝七(1939-1994)は、沖縄県大宜味村生まれの写真家です。
1970年、「復帰」に揺れる沖縄を写した『写真集沖縄 百万県民の苦悩と抵抗』を発表。1976年、島々で生活する人々とその風景を撮影した写真集『パイヌカジ』で第2回木村伊兵衛写真賞を受賞します。その後も平良は沖縄に根ざす生活者の「記録」を様々なテーマで撮り続けました。
沖縄の日本への「復帰」を見つめ、激動の時代にありながら、変わりゆく沖縄の「実情」をとらえた平良の写真は、いまも強度を持って観る者に問いかけます。本展は残された写真から平良の足跡を振り返ります。
1939年 沖縄県大宜味村喜如嘉に生まれる
1959年 辺土名高校を卒業後、上京
1962年 琉球新報写真部に勤務
1970年 琉球政府(現・沖縄県庁)広報課に勤務
1977年 写真集『パイヌカジ』で第2回木村伊兵衛写真賞を受賞
1993年 約20万点にのぼる写真資料を名護市に寄贈
1994年 1月死去
■Part10 第5章 生まれじま山原
作品名:《生まりジマ喜如嘉03》(c.1977年、名護博物館蔵)
■Part9 第5章 生まれじま山原
作品名:《生まりジマ喜如嘉11》(1977年、名護博物館蔵)
■Part8 第4章 女子学徒隊
作品名:《糸満市伊原の第一外科壕》(1981-85年、名護博物館蔵)
■Part7 第4章 女子学徒隊
作品名:《世嘉良(旧姓 喜舎場)利子 沖縄師範学校女子部本科二年(当時) 球一八八〇三部隊(俗称 ひめゆり学徒)沖縄陸軍病院第一外科配属》(1981-85年、名護博物館蔵)
■Part6 第3章 沖縄カンカラ三線
作品名:《米軍の弾圧の中で終始民衆の立場に立ち反米軍基地闘争に挺身した “赤い市長”として米軍からその座を追われたこともある》[瀬長亀次郎](1980年、名護博物館蔵)
■Part5 第3章 沖縄カンカラ三線
作品名:《70年 集団就職のチャーター船は少年を乗せて出て行った 那覇港》(1970年、名護博物館蔵)
■Part4 第2章 パイヌカジ
作品名:《72.8小浜島》(1972年、名護博物館蔵)
■Part3 第2章 パイヌカジ
作品名:《71.9石垣島》(1971年、名護博物館蔵)
■Part2 第1章 沖縄:百万県民の苦悩と抵抗|復帰の日
作品名:《沖縄処分県民抗議大会03 1972年5月15日》(1972年、名護博物館蔵)
■Part1 第1章 沖縄:百万県民の苦悩と抵抗|復帰の日
作品名:《琉球政府閉庁式 1972年5月13日》(1972年、名護博物館蔵)
会期 | 2022年11月03日(木) ~ 2023年01月15日(日) |
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場所 | 企画ギャラリー1,企画ギャラリー2 |
観覧料 |
一 般 1200円(960円)/大学・高校生 500円(400円)/中学・小学生 300円(240円)/未就学児 無料 ※( )内は前売料金および20名以上の団体料金 ※ 障がい者手帳をお持ちの方、および介助者の方は当日料金の半額 【プレイガイド】 ミュージアムショップゆいむい(沖縄県立博物館・美術館内)、コープあぷれ、ローソンチケット(Lコード81598)、デパートリウボウ |
開館時間 | 9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日、年末年始(12/29~1/3)、1/10(火) ※ただし1/9(月・祝)は開館 |
主催 | 沖縄県立博物館・美術館 |
特別協力 | 名護博物館 |
後援 | 沖縄県教育委員会、那覇市教育委員会、名護市教育委員会、大宜味村教育委員会、沖縄県文化協会、那覇市文化協会、一般社団法人沖縄県美術家連盟、NPO法人沖縄県立美術館支援会happ、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー、沖縄タイムス社、琉球新報社、NHK沖縄放送局、琉球放送、琉球朝日放送、沖縄テレビ放送、ラジオ沖縄、エフエム沖縄、エフエム那覇 |