1. 琉球列島 地質・化石展

これから開催する展覧会

博物館 企画展

琉球列島 地質・化石展

2024年12月20日(金) ~ 2025年02月24日(月)

琉球列島 地質・化石展

琉球列島の地質は、古いもので約3億年前に遡ることができます。
本展では化石・地質資料を中心に各時代の特徴を紹介することで、島々の成り立ちを紹介します!

 

■プロローグ 地質と化石の世界

ようこそ!地質と化石の世界へ! 
私たちの足もとには地球の営みとたくさんの生命のキセキが眠っています。
この展覧会では「身近にあるけど気づかれにくい」地質と、「人気があるのに気づかれにくい」化石の魅力をみなさんにお伝えします。

■第1章 琉球列島の地史

琉球列島はどのように誕生したのでしょうか?
小さな島々一つ一つにもそれぞれ違ったヒストリーがあります。見て、触って、比べて、琉球列島の地質の基本を学びましょう。

■第2章 長い旅をしてきた地質たち:古生代石炭紀~中生代ジュラ紀の地質

琉球列島に分布する最も古い岩石たちは、プレートの動きにより遥か彼方から現在の琉球列島まで長い長い旅をしてきたようです。
古い時代の化石たちが物語るそのキセキを見てみましょう。

■第3章 北・中琉球の森の土台:中生代白亜紀~新生代古第三紀の地質

この章では、やんばるや奄美などの森の土台となっている深海の地層(四万十帯)と、貨幣石などの海の生物の化石を紹介します。
恐竜たちが栄えていた時代、そして、恐竜たちがいなくなった後の琉球列島の様子をのぞいてみましょう。

■第4章 大陸とつながっていたころの琉球列島:新生代新第三紀~第四紀の地質

現在は多数の島々からなる琉球列島ですが、大陸に近い島々ではゾウの化石など、ユーラシア大陸と地続きだったことを示す化石が見つかっています。一方、沖縄島などの大平洋側にある島々からは、深海に生息する生物の化石が見つかっています。
サンゴ礁の広がっていなかった琉球列島は、どんな様子だったのでしょうか?

■第5章 サンゴ礁の海の時代:新生代第四紀の地質と洞穴・フィッシャー堆積物

琉球列島を代表する岩石であり、私たちの生活とも深く関わる「琉球石灰岩」と、石灰岩にできた洞窟・割れ目から見つかった化石たちを紹介します。
私たちの足もとに広がる生命のキセキに目を向けてみましょう。

■エピローグ 琉球列島の地史が生んだユニークな生態系と人々の暮らし

この展覧会を見たあなたはきっと、地球の営みといのちの「キセキ」を、身の回りで使われている岩石たち、そして、現在、琉球列島に生きている生物たちから感じることができるでしょう!

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展覧会情報

会期 2024年12月20日(金) ~ 2025年02月24日(月)
場所 特別展示室1,特別展示室2,企画展示室
観覧料 〔一般〕 ¥1,000 (¥800)
〔高・大学生〕 ¥700(¥560)
〔小・中学生〕 ¥400 (¥320)
※(  )内は前売料金および20名以上の団体料金
※未就学児、障がい者手帳、療育手帳をお持ちの方、および介助者の方1名は無料

【プレイガイド】
〔販売中〕
・ローソンチケット(Lコード:82900)
・ミュージアムショップゆいむい
〔販売日未定〕
・ジュンク堂書店那覇店
・コープあぷれ
・デパートリウボウ
開館時間 9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで
休館日 毎週月曜日
主催 沖縄県立博物館・美術館
協力 浅見化石会館、奄美市立奄美博物館、伊平屋村教育委員会、大垣市教育委員会、公益財団法人 沖縄こどもの国、鹿児島県立博物館、鹿児島大学、金沢大学、熊本大学、国立研究開発機構(JAMSTEC)国際海洋環境情報センター(GODAC)、滋賀県立琵琶湖博物館、種子島総合開発センター鉄砲館、徳島県立博物館、福井県立恐竜博物館、瑞浪市化石博物館、宮古島市総合博物館、むかわ町穂別博物館、本部町立博物館、琉球大学(順不同)
後援 NHK沖縄放送局、株式会社 エフエム沖縄、株式会社 エフエム那覇、FM琉球株式会社(FMレキオ)、おきなわ石の会、沖縄ケーブルネットワーク株式会社、沖縄県教育委員会、沖縄県高等学校地学教育研究会、株式会社 沖縄タイムス社、沖縄地学会、沖縄テレビ放送株式会社、那覇新都心通り会、株式会社 南都、株式会社 ラジオ沖縄、琉球朝日放送株式会社、琉球放送株式会社、株式会社琉球新報社(順不同)
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