1. 首里城を救った男たち 伊東忠太と鎌倉芳太郎~共同研究開始から100年~

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博物館 常設展

首里城を救った男たち 伊東忠太と鎌倉芳太郎~共同研究開始から100年~

首里城を救った男たち 伊東忠太と鎌倉芳太郎~共同研究開始から100年~

首里城を救った男たち 伊東忠太と鎌倉芳太郎~共同研究開始から100年~

2023/8/22(火)~11/19(日)

今からちょうど100年前の1923年、後に沖縄文化研究に大きな足跡を残す伊東忠太と鎌倉芳太郎が琉球・沖縄文化に関する共同研究を始めました。1921~1923年にかけて沖縄で教鞭をとっていた芳太郎は、沖縄の美術について調査した記録を東京に持ち帰ります。母校である東京美術学校(現・東京藝術大学)学長・正木直彦は芳太郎が調査した資料の貴重性を見出し、東京帝国大学(現・東京大学)で教鞭をとっていた忠太を紹介しました。この出会いは、後に首里城の保護や戦後の文化復興で活用される膨大な調査・研究記録の形成につながります。
本展では、両氏の共同研究が始まって100年を記念し、当館に伝わる両氏旧蔵のコレクションと、調査記録を基にした最新の研究動向を紹介します。

 

主な展示品

朱漆巴紋牡丹沈金御供飯

・朱漆巴紋牡丹沈金御供飯
 伊東忠太が1924年に沖縄で購入したとされる漆器。1992年に県指定有形文化財に指定。

朱漆巴紋牡丹沈金御供飯外箱

・朱漆巴紋牡丹沈金御供飯外箱
 御供飯を保存していた箱。伊東忠太による箱書きがある。

冠船之時御道具之図

・冠船之時御道具之図
 冊封使が来琉した際に儀礼等で使用する道具を描いた図。鎌倉芳太郎による摸写。

円覚寺大雄殿金剛会図壁面部分摸写

・円覚寺大雄殿金剛会図壁面部分摸写
 王家の菩提寺である円覚寺の仏殿に描かれていた金剛会図。鎌倉芳太郎による部分摸写。

 
 

展覧会情報

場所 常設展示室
開館時間 9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで
休館日 毎週月曜日
主催 沖縄県立博物館・美術館
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