これから開催する展覧会
2023年04月28日(金) ~ 2023年06月04日(日)
独自の天然キャラクターから繰り出される衝撃的な笑いを武器に活躍するお笑い芸人・ジミー大西。
1992年にTV番組の企画をきっかけに本格的に描き始めたジミーは、著名芸術家や専門家からも高い評価を得て、画家としての活動をスタートさせました。
自身の作品の可能性を追い求め、憧れの芸術家・ピカソが生まれた国スペインへ移住。その後、世界中を放浪しながらその土地から様々な影響を受け、多彩な作品が誕生しました。
帰国してからも絵を描き続けていたジミーは、2015年に突如、絵を描くことをやめてしまいます。
しかし、人生の師と仰ぐ明石家さんまから「コロナで仕事のない人が大勢いる。絵でもお笑いでも人を楽しませるのに、お金なんか関係ない。」という言葉を受け、2020年、本格的に創作活動を再開しました。
本展では、未発表の新作シリーズに加えて、初期の頃から海外移住の頃の作品までを網羅し、ジミー大西の画業30年を振り返ります。
新しいアート表現としてパフォーマンスアートにもチャレンジし、その製作過程の映像と完成作品を展示するなど、唯一無二の表現者として、これからのジミー大西の可能性を考える展覧会です。
「四角い枠を気にせず、キャンバスからハミ出しちゃえばいい」ジミーが画家となるきっかけをくれた芸術家・岡本太郎氏からもらった言葉を今も大事にその先の表現へ『飛び出す』、新しいステージのジミー大西にご期待ください。
■プロモーションムービー
■TVCM
日 時:4月28日(金)、29日(土) 各日13:30~15:00
場 所:沖縄県立博物館・美術館 講堂
定 員:先着200名(※整理券が必要)
ミュージアムショップゆいむい(沖縄県立博物館・美術館内)で『Jimmy Onishi ART WORKS 1993-2022―ジミー大西・画業30周年記念作品集』(2,970円/税込)をお買い上げの先着200名様に整理券を配布します。
詳しくはこちら
1992年にTV番組の企画に出品した絵が岡本太郎氏の目に留まり、岡本氏からいただいた手紙に書かれていた「キャンバスから、はみ出しなさい」というメッセージをきっかけに画家になることを決意しました。
絵を描き始めた初期の頃の、自由で大胆な作品を紹介します。
芸能活動を休業し、ピカソの生誕地であるスペインへ移住したジミー。その後、インドやブラジル、中国といった国々にも訪れ、それらの土地から影響を受けて作品を制作していきました。
新たな刺激を求め、ニューヨークへ渡り、岡本太郎の《太陽の塔》や、アントニ・ガウディの作品を見たのをきっかけに、オブジェ作品を作り始めるようになります。
マルタ島に移り住み、そこを拠点に世界各地を放浪しながら創作活動を開始しました。独創的なモチーフに複雑な画面構成、鮮やかな色彩など、作品に円熟味を増していきます。
そのような中、自身の絵が完成するまでの時給を換算したところ380円だったことから、こんな割に合わない仕事は辞めようと思い、2015年に休筆しました。
約5年間、絵から完全に離れていたジミーでしたが、明石家さんま氏の言葉をきっかけに、創作活動を再開しました。
画業再開後は、平面の中に立体感を出すような技法にを用いたり、これまでに無かった新しい表現にも意欲的に取り組んでいます。
ジミー大西
本名、大西秀明。1964年大阪生まれ。82年、吉本興業に入社。芸人として天然ボケのキャラクターで注目を集める。92年、TV番組の企画で絵画を発表し、著名芸術家や専門家からも評価を得て、93年に初の個展を開催。96年に芸能界を引退し、本格的に画家としての活動を始める。作品展の開催、絵本・画集を発表するなど国内外で活躍するも2015年に休筆。明石家さんま氏の助言により2020年に創作活動を再開する。
会期 | 2023年04月28日(金) ~ 2023年06月04日(日) |
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場所 | 企画ギャラリー1,企画ギャラリー2 |
観覧料 |
一 般:1,000円(800円) 大学・高校生:800円(640円) 中学・小学生:500円(400円) ※( )内は前売り料金および20名以上の団体料金 ※未就学児無料 ※障がい者手帳をお持ちの方、および介助者の方1名は当日料金の半額 【ブレイガイド】 前売券販売は4月27日(木)まで ミュージアムショップゆいむい(沖縄県立博物館・美術館内)、コープあぷれ、デパートリウボウ、ファミリーマート(イープラス)、ローソンチケット(Lコード83638)、セブン-イレブン(セブンチケット) |
開館時間 | 9:00~18:00(6/3(土)・6/4(日)のみ20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで |
主催 | 一般財団法人 沖縄美ら島財団 、沖縄タイムス社 |
企画制作 | 吉本興業 |
協賛 | 琉球銀行、リウコム、ざまみダンボール |
後援 | 沖縄県教育委員会、那覇市教育委員会、浦添市教育委員会、琉球放送、沖縄テレビ放送、琉球朝日放送、沖縄ケーブルネットワーク、ラジオ沖縄、エフエム沖縄、エフエム那覇、那覇新都心通り会 |