1. 特別展「海のクロスロード 八重山(やいま)」

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博物館 特別展

特別展「海のクロスロード 八重山(やいま)」

2010年09月24日(金) ~ 2010年11月23日(火)

特別展「海のクロスロード 八重山(やいま)」
【開催趣旨】
琉球列島の南西に連なる島々を私達はいつの頃からか「八重山」と呼んでいます。
琉球王国の時代も、日本となった今も、西と南の国境である、30近い島から成り立つ八重山。そこをあらゆる角度で眺めてみると、海を道として自然、人、モノが行き交う場としての八重山が見えてきました。
琉球列島のなかでも亜熱帯の要素を色濃くみせる自然、琉球王国に組み込まれていく歴史、来訪する神々への祭祀儀礼とそれに伴う奉納芸能、それと相対するように八重山の支配階級に普及する学芸文化など、八重山の多様な姿は、我々に琉球史の別の側面を示してくれます。
これまで当博物館の展示では、琉球王国の形成から繁栄といった、王国の歴史や文化のみがクローズアップされ、八重山の自然・歴史・文化を総覧して示す機会がありませんでした。この特別展を通して、八重山を多くの人に知ってもらい、沖縄を新たに捉えなおす機会としたいと思います。

【開催形式】
主催:沖縄県立博物館・美術館
共催:在沖八重山郷友会連合会
後援: 沖縄タイムス社 琉球新報社 N H K 沖縄放送局 沖縄テレビ放送 琉球朝日放送 琉球放送
ラジオ沖縄 エフエム沖縄 タイフーンfm  エフエムレキオ 八重山毎日新聞社 八重山日報社
協力: 石垣市教育委員会竹富町教育委員会与那国町教育委員会八重山文化研究会沖縄・八重山文化研究会 束京・八重山文化研究会 八重山歴史研究会 石垣市立八重山博物館 喜宝院蒐集館 日本民藝館 東京大学総合研究博物館 琉球大学亜熱帯島嶼科学超域研究推進機構
特別協力:国立民族学博物館

【展示内容】
I 八重山諸島のあらまし
〔八重山諸島のなりたち〕
〔八重山とは•••〕
〔人と自然〕

II 八重山の諸相
〔土器のはなし〕
〔無土器時代の不思議〕
〔近世八重山のくらし〕
〔八重山にやって来た人たち〕
〔八重山文化の多面性〕

III 八重山の島々

【関連事業】
〔博物館文化講座〕
「詩と歌でつづる八重山」

期日: 2 0 1 0 年9 月2 5 日( 土) 14 : 00-16: 00
講師:平田大一(南島詩人/脚本・演出家)
会場:沖縄県立博物館・美術館講堂

「海のクロスロード八重山シンポジウム」
期日:2010年10月16日(土)14:00-17:00
講師:前津栄信(石垣市文化財保護審議会委員長)・三木健(沖縄・八重山文化協会会長)・大城学(琉球大
学教授) ・里井洋一(琉球大学教授)
会場:沖縄県立博物館・美術館講堂

「八重山の民謡の伝播と変容」
期日:2010年11月20日(土)14: 00-16: 00
講師:新城亘(沖縄県立芸術大学)
会場:沖縄県立博物館・美術館講堂

〔特別シンポジウム〕
「白保竿根田原洞穴人と2万年前の八重山一八重山の人類史を掘る一」
期日:2010年11月13日(土)13: 30-16: 00
パネリスト:士肥直美(琉球大学) ・米田穣(東京大学)片桐千亜紀(沖縄県立埋蔵文化財センター) •藤田祐樹
会場: 博物館講座室

〔体験教室〕
「八角凧を作ろう」

期日:2010年10月23 · 24日(土・日)
講師: 八重山凧愛好会
会場:博物館実習室(定員15名)

〔学芸員講座〕
「八重山上布のはなし」

期日:2010年10月23日(土)14: 00 16: 00
講師: 輿那嶺一子
会場:博物館講座室

〔展示解説会〕
「八重山の自然」

期日:2010年10月10日(日) ・11月14日
講師:田中聡・仲里健

「八重山の歴史」
期日:2010年10月3日(日)・10月9日(土)14: 00-15: 00
講師:岸本弘人・羽方誠

「八重山のくらしと芸能」
期日:2010年9月26日(日)・10月30日(土)14: 00 15: 00
講師:岸本敬・輿那嶺一子

「白保竿根田原洞穴人骨について」
期日:2010年11月13日(土)16: 30-17: 00
講師: 藤田祐樹

特別展「海のクロスロード 八重山(やいま)」ちらし裏面

 

展覧会情報

会期 2010年09月24日(金) ~ 2010年11月23日(火)
場所 特別展示室1,特別展示室2,企画展示室
開館時間 9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで
休館日 毎週月曜日
主催 沖縄県立博物館・美術館
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