【内　容】
　国画会は絵画、版画、彫刻、工芸、写真の5部門からなり、毎年春に国立新美術館で国内最大級の公募展「国展」を開催しています。
　国画会工芸部は富本憲吉によって創部され、その後民芸運動を指導した柳宗悦や濱田庄司、バーナード・リーチ、河井寛次郎、芹沢?介、柳悦孝、黒田辰秋らが参加し、現在の工芸部の礎を築きました。これら国画会草創期の先人たちをはじめ、多くの作家がたびたび沖縄を訪れ、その美しい伝統工芸に深い感銘を受け、沖縄の作家と親交を深めてきました。
　今年、国展が90回の節目を迎えるにあたり、国展工芸の“ふるさと”ともいえるほど縁の深い沖縄で「90回記念国展工芸沖縄展」を開催します。本展では近代日本の工芸界で活躍し、多大な影響を与えた国画会草創期の作家の作品を特別に紹介し、先人たちの思いを受け継ぐ現在の会員、準会員らの作品（陶、ガラス、木工、漆、染、織）およそを展示します。

■展示点数
　・歴代作家作品特別展示　　　68点
　・国画会工芸部会員、準会員、入賞作品　　141点
※展示内容は予告なく変更する場合があります。

■シンポジウム「国画会工芸と沖縄」
　日時：9月25日（日）午後2時～午後4時
場所：沖縄県立博物館・美術館　講堂
　入場無料、先着200名
　講師：諸山正則氏（東京国立近代美術館主任研究員）
　　　　杉山享司氏（日本民藝館学芸部部長）
　　　　横堀聡氏（益子陶芸美術館副館長）
　　　　松崎融氏（国画会工芸部鑑査員長）
　　　　祝嶺恭子氏（国画会工芸部会員）
　司会：平野良和氏（栃木県民藝協会会長）

 

【会　期】　2016年9月13日（火）～10月2日（日）
　　　　　　毎週月曜日休館（ただし、9/19は開館、9/20は休館）
【開場時間】　午前9時～午後6時（入場は閉場の30分前まで）
【会　場】　沖縄県立博物館・美術館　美術館企画展示室
【入場料】　一般1,200円（1,000円）、小中高500円（400円）
　　　　　　　※（　）は前売及び20人以上の団体料金、障がい者手帳をお持ちの方と
　　　　　　　　　介助者1名の割引料金
　　　　　　　※未就学児無料

【プレイガイド】　沖縄タイムス社、ミュージアムショップゆいむい、デパートリウボウ、
　　　　　　　　　　コープあぷれ、ファミリーマート（イープラス）、
　　　　　　　　　　ローソンチケット（Ｌコード81394）

【主　催】　国画会工芸部、沖縄タイムス社
【特別協力】　益子陶芸美術館
【協　力】　一般財団法人沖縄美ら島財団
【協　賛】　沖縄電力株式会社、株式会社ウィルコム沖縄、NPO法人ましこEまちネット
【後　援】　益子町、沖縄県、沖縄県教育委員会、琉球放送、琉球朝日放送
　　　　　　 ＮＨＫ沖縄放送局、エフエム沖縄、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー

【問い合わせ】　沖縄タイムス社文化事業局　TEL098-860-3588（平日午前10時～午後6時）

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