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美術館 企画展2012年01月11日(水) ~ 2012年03月11日(日)
かつて、沖縄戦で焼け野原となった首里石嶺の高台に芸術家たちが集い、アトリエを建てた。ニシムイ美術村の誕生である。彼らは、日々芸術論を交わし制作に没頭した。やがてそれぞれの生き方で、戦後沖縄の美術をリードしていくことになる。その一人、ひめゆりの塔のレリーフなどの制作で知られる玉那覇正吉の彫刻、絵画約150点を一挙公開する。
県立美術館では、郷土出身作家の企画展を開催し、その足跡をたどるとともにそれぞれの作家の芸術の精華を展望する「沖縄の美術シリーズ」を開催しています。今回は、戦後の沖縄美術界をリードした彫刻家であり、画家の玉那覇正吉(1918~1984)を紹介いたします。玉那覇正吉は東京美術学校で彫刻を学んだ後、本格的な創作活動を戦後の沖縄ニシムイ美術村からはじめました。玉那覇正吉は沖縄における彫刻の基礎を作り、作家として活動しながら琉球大学において後進の指導にもあたりました。本展覧会では作品や関連資料から芸術家、玉那覇正吉の軌跡を通観し、玉那覇芸術の精神とその世界を県民が鑑賞することで、沖縄の美術を理解していただきたいとおもいます。
会期:2012年1月11日(水)~3月11日(日)
場所:沖縄県立博物館・美術館 企画ギャラリー1・2
開館時間:9:00~18:00(金・土は20:00まで。入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(1月24日(火)は休館)
料金:一般800(640)円、大学・高校生500(400)円、中・小学生300(240)円
※( )内の料金は前売り及び20名以上の団体料金
主催:沖縄県立博物館・美術館
後援:沖縄県美術家連盟、沖縄県文化協会、沖縄タイムス社、琉球新報社、NHK沖縄放送局、沖縄テレビ放送、琉球朝日放送、琉球放送、ラジオ沖縄、エフエム沖縄、タイフーンfm、エフエムレキオ
協力:株式会社沖縄ファミリーマート
プレイガイド:ファミリーマート各店(イープラス)、ミュージアムショップゆいむい、コープあぷれ、リウボウサービスカウンター(パレットくもじ8F)、ジュンク堂書店那覇店、Booksきょうはん美浜店・一日橋店・とよみ店・安謝店、田園書房宜野湾店、球陽堂書房那覇メインプレイス店・西原シティ店、
TSUTAYA那覇新都心店・首里店
関連イベント
■玉那覇正吉展関連イベント「ギャラリートーク」
時間:15:00~16:00
場所:企画ギャラリー
期日:1、1月21日(土)
2、3月3日(土)
3、3月10日(土)
※展示室内での開催となりますので展覧会チケット(当日)が必要です。
■玉那覇正吉展関連イベント「キュレータートーク」
時間:15:00~16:00
場所:企画ギャラリー
期日:1、1月14日(土)
2、2月4日(土)
※展示室内での開催となりますので展覧会チケット(当日)が必要です。
■玉那覇正吉展関連イベント「ギャラリートーク」
時間:15:00~16:00
場所:企画ギャラリー
期日:1、1月21日(土) 翁長直樹
2、3月3日(土) 西村貞雄
3、3月10日(土) 星雅彦
※展示室内での開催となりますので展覧会チケット(当日)が必要です。
■玉那覇正吉展関連イベント「シンポジウム(1)」
「玉那覇彫刻と沖縄の彫刻」
日時:2月12日(日) 14:00~17:00
会場:講堂
※本展の観覧券(半券可)が必要です。
・基調講演:「玉那覇彫刻について」
講師:西村貞雄
・シンポジウム
パネリスト:西村貞雄、富元明雄、小林純子、砂川泰彦
コーディネーター:仲里安広
■玉那覇正吉展関連イベント「シンポジウム(2)」
「玉那覇正吉の芸術論」
日時:2月24日(金) 18:00~20:00
会場:講堂
※本展の観覧券(半券可)が必要です。
パネリスト:稲嶺成祚、西村貞雄、仲井間憲児、田村みどり
コーディネーター:翁長直樹
会期 | 2012年01月11日(水) ~ 2012年03月11日(日) |
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場所 | 企画ギャラリー1,企画ギャラリー2 |
開館時間 | 9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日 |
主催 | 沖縄県立博物館・美術館 |