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劇画の台頭などで人気が低迷し、スランプ状態にあった手塚治虫が、「ブラック・ジャック」の連載開始で復活したというのはマンガ史の定説です。しかし、ほぼ同じ時期、沖縄国際海洋博覧会の海上未来都市・アクアポリスの展示プロデューサー就任をきっかけに、沖縄への関りを強めたことはまだ十分に知られていません。
沖縄を舞台にした作品群を手掛かりに手塚マンガを深く読むことを通して、マンガを生んだ「日本」の社会や文化をも捉え直します。
本浜 秀彦(もとはま・ひでひこ) 氏
1962年那覇市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、米ペンシルバニア大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。琉球新報記者、沖縄キリスト教学院大学教授を経て現在文教大学国際学部教授(比較文学、メディア表象論)。新沖縄文学賞選考委員(2021年~)。
著書にWriting at the Edge (Diss. U of Pennsylvania, 2005: UMI, 2005)、『手塚治虫のオキナワ』(春秋社、2010年:[新装版] 2025年)、『マンガは越境する!』(共編著、世界思想社、2010年)、『島嶼沖縄の内発的発展—経済・社会・文化』(共編著、藤原書店、2010年)、『新装版 沖縄文学選—日本文学のエッジからの問い』(共編著、勉誠出版、2015年)ほか。
2025年8月2日(土)14:00~16:00(開場13:30~)
講堂(200席)
「手塚治虫 ブラック・ジャック展」の当日有効チケットまたは半券が必要です
当日先着順
・席数に限りがありますので、ご入場いただけない場合があります。予めご了承ください。
・会場内は、空調の影響で寒くなる場合があります。
開催日 | 2025年08月02日(土) |
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開催時間 | 14:00~16:00(開場13:30~) |
場所 | 講堂 |
定員 | 200名 |
対象 | 小学生/中学生/高校生/大学・専門学生/一般 |
申し込みについて | 申し込み不要 |
参加費 |
無料
※ただし、「手塚治虫 ブラック・ジャック展」の当日有効チケットまたは半券が必要です |
主催 | 一般財団法人 沖縄美ら島財団 |