解体梵鐘Vol.13「意外と知らない万国津梁の鐘の歴史-正殿前から博物館行きになるまで」
首里城にあった万国津梁の鐘。その歴史は波乱瀾万丈だ。鐘に刻まれた「万国津梁」の銘文は交易国家琉球の繁栄の象徴だが、銃弾・砲弾で傷ついた躯体は悲惨な沖縄戦の無言の証言者でもある。王国時代には時の鐘として西ノアザナに掛けられ、その音を合図に首里城歓会門は「御開門」した。王国滅亡後も数奇な運命を辿る。詳細は『首里城研究』№16と講演会で。
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米軍に接収された「万国津梁の鐘」(米国公文書館所蔵)
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首里城 西ノアザナ鐘楼に掛けられた「万国津梁の鐘」(「首里城図」沖縄県立図書館蔵)
■講師
安里 進 氏(沖縄県立芸術大学 名誉教授)
日 時 |
2025/2/1(土)14:00~16:00(開場13:30~) |
定 員 |
80名(当日先着順) |
参加費 |
無料 |