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亜熱帯に位置する沖縄県は、熱帯から温帯に至る広い地域の多様な作物の栽培が可能です。古くから栽培される在来作物は、近年、次々に開発、育成される新規作物に置き換えられて、その多様性が失われつつあります。それは長寿県沖縄没落の一要因とも考えられます。
本講座では、伝統的農産物(島野菜)やその他の作物で、栽培を放棄されて希少種となった品目について、現地での栽培や生育、分布を紹介します。さらに栽培上の課題や産地回復の問題提起や助言を行います。在来作物は産地で種まきから栽培して、収穫物は食用や販売用に使って、さらに種子をとって次の年度以後も毎年栽培を繰り返す。これが、その種の持つDNAを遺伝資源として保存する最善の方法となります。
高江洲 賢文(たかえす よしふみ)
1951 年、うるま市の農村に生まれ、早くから雑草、植物に興味を持ち、大学、大学院では作物の栽培や雑草の生育特性や防除法等を調査、研究した。1992 年「沖縄県における畑雑草の発生機構に関する研究」で博士号(農学)を取得。大学院修了後、沖縄県農業研究センター等で野菜や作物の栽培に携わる。カンショの細微、品種育成や島野菜の遺伝資源集、生育特性解明の試験等を実施し、島野菜関連の業務を伝統作物に広げて現在も継続している。
新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては中止または一部変更の可能性があります。
当日のご参加の際には下記にご協力ください。
開催日 |
このイベントは終了しました 2021年11月01日(月) |
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開催時間 | 14:00~15:30(開場 13:30~) |
場所 | 講座室(博物館) |
定員 | 50席 |
対象 | 中学生/高校生/大学・専門学生/一般 |
申し込みについて |
要申し込み
お電話または総合案内にて承ります。 |
参加費 |
有料
¥500(資料代) |
主催 | 一般財団法人 沖縄美ら島財団 |