1. 講演会「螺鈿紫檀五絃琵琶の再現プロジェクトについて」

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講演会「螺鈿紫檀五絃琵琶の再現プロジェクトについて」

講演会「螺鈿紫檀五絃琵琶の再現プロジェクトについて」
御大典記念 特別展「よみがえる正倉院宝物―再現模造にみる天平の技―」の関連催事として、正倉院事務所主任研究官・山片唯華子(やまがた・ゆかこ)氏の講演会を開催します。

螺鈿紫檀五絃琵琶の再現プロジェクトについて

 正倉院宝物とは、奈良・東大寺の倉であった正倉院正倉に伝えられた約9000件におよぶ品々です。聖武天皇ゆかりの品をはじめ、その多くが奈良時代の作で、調度品、楽器、遊戯具、武器・武具、文房具、仏具、文書、染織品など多彩な分野にわたります。より多くの人に正倉院宝物の魅力を伝え、その卓越した技術を後世に伝承することを目的として、正倉院宝物の当初の姿を再現する模造製作が始まりました。
 その最新の成果として、平成31年に完成した螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)の、稀少材の購入、製作者の交代、鳴る楽器としての構造の解明など、数々の苦難を乗り越えて完成に至るまでの様々なエピソードをご紹介いたします。

 

山片 唯華子 氏(宮内庁正倉院事務所保存課整理室主任研究官)




 

1974年大阪府生まれ。京都市立芸術大学大学院博士課程単位取得退学。2003年に宮内庁正倉院事務所に入所し、正倉院宝物の保存管理に従事、主に器物を担当。

<主な著書・論文>
『別冊太陽 正倉院の世界』(共著、平凡社)
『正倉院美術館-ザ・ベストコレクション-』(共著、講談社)
「鳥兜様の楽帽に関する復元的考察」(『正倉院紀要』第35号)
「乾漆製伎楽面の製作技法-乾漆第20号を中心として-」(『正倉院紀要』第36号)など。

イベント参加にあたってのお願い

当日のご参加の際には下記にご協力ください。

1.ご自宅で必ず検温をお願いします。
2.マスクを着用してください。
3.入場の際に手指の消毒をお願いします。
4.会場にて健康状態申告書の記入にご協力ください。
5.新型コロナウィルス接触確認アプリ(COCOA/RICCA)の活用をお願いします。

開催情報

開催日

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2021年03月09日(火)
開催時間 11時~12時(受付開始10時30分)
※ 当日9時より、1階総合案内前で整理券を配布します
場所 講座室(博物館)
定員 50名
対象 幼児/小学生/中学生/高校生/大学・専門学生/一般
申し込みについて 申し込み不要
参加費 有料
※ 聴講には、展覧会の観覧券または半券の提示が必要です。
主催 沖縄県立博物館・美術館 、一般財団法人 沖縄美ら島財団

このページについてのお問い合わせ

沖縄県立博物館・美術館 098-941-8200(代表)

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