グスクが出現する直前の時代はどのような背景を持っていたのか、そしてグスクが出現して以降はどのような様相だったのかを、琉球列島内各地の視点で見ていきます。
11世紀から15世紀にかけての奄美諸島、沖縄本島、宮古諸島、八重山諸島における実像がどこまで見えてきたのか、沖縄県内と県外からの研究者4名が解き明かしていきます。
1.基調講演(13:00~13:35)
グスク研究の歩み 當眞嗣一(元沖縄県立博物館館長)
2.報告(13:35~15:35)
報告① 島々からみた「琉球帝国」 村木二郎(国立歴史民俗博物館)
報告② 奄美におけるグスク時代 池田榮史(琉球大学法文学部)
報告③ 宮古諸島におけるグスク時代の展開 久貝弥嗣(宮古島市教育委員会)
報告④ 八重山におけるグスク時代 小野正敏(国立歴史民俗博物館名誉教授)
3.討論(15:50~17:00)
登壇者 村木二郎、池田榮史、久貝弥嗣、小野正敏
討論司会:山本正昭(沖縄県立博物館・美術館)