講師:加治工真市氏(沖縄県立芸術大学名誉教授)、西岡敏氏(沖縄国際大学教授)
しまくとぅばが盛んだった時代、民話調査によって琉球弧各地のしまくとぅばによる民話資料が数多く収集されました。その中心的な役割を果たしたのは、故遠藤庄治氏を中心とする口承文芸研究会のグループです。それを引き継いだ沖縄伝承話資料センターでは、2007年以降、カセットテープに保存された民話のデジタル化を進めました。現在まで4万話以上のデジタル化を終えているということです。デジタル化の作業は現在でも進行中ですが、同時に、これら資料をどう活用していくかも問われています。折しも、しまくとぅばの消滅危機が迫り、しまくとぅばの再活性化が求められています。また、せっかく残された民話資料も、しまくとぅばの滅亡により、解読不能の資料となる危険も孕んでいます。これら貴重な資料を最大限に活用する方法を考えたいと思います。
キーワード:しまくとぅば・アーカイブ・沖縄伝承話・民話・書き起こし・再話