004 トピック2 キビ畑(1’06”)

ナレーター:大山 笑依(沖縄県立那覇国際高等学校 放送部)

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キビ畑は様々な画家が描いた風景です。

1623年、琉球王国時代の士族・儀間真常が中国に遣いを送り、砂糖の製造方法を学ばせました。その後、製糖が盛んに行なわれるようになりました。

ハワイでもサトウキビは栽培されていました。19世紀に欧米資本によるプランテーション化が進み、多くの人手を必要とするようになると、労働者として様々な国から移民を集めることになり、沖縄からも多くの人が海を渡りました。

沖縄ではサトウキビは引き続き生産されていますが、ハワイでは海外産の砂糖の台頭により衰退し、いまでは工場が閉鎖するなどしています。

同じキビ畑でも、背景を考えると違った風景に見えてきます。

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