「▶」をクリックすると音声が流れます。
1944年の「十・十空襲」、そして1945年の沖縄戦は大きな被害をもたらしました。
美術品も例外ではありません。戦前につくられた作品の多くは戦災で焼失してしまいました。
しかしながら、県外や海外に保管されていた作品は戦災を逃れ、いまもこうして観ることができます。
失われた作品のことは、かつて開催された展覧会の目録や画集などの資料から、知ることができる場合もあります。
もしかしたら、まだ他にも生き延びた作品がどこかにあるかもしれません。そのために調査が続いていきます。