博物館常設展

『海と島に生きる』をテーマに沖縄特有の自然、気候・風土、この島で育まれた歴史・文化をご紹介します。
展示室内は、沖縄のことが通史でわかる総合展示と5つの部門展示（自然史・考古・美術工芸・歴史・民俗）で構成され、各テーマに特化した貴重な資料や模型、映像を通して沖縄の今昔を体験できます。

博物館企画展「いのちのカタチ -好奇心の標本箱-」

会期：12/23(火)～2026/2/23(月)

標本は大自然からの贈りもの。
美しいカタチ、不思議な模様、驚きの構造ー。それは、「いのち」の物語の断片です。
この展覧会では、沖縄県立博物館・美術館が所蔵する約50,000点の生物標本の中から、厳選した標本を展示します。
科学と美が響き合う“好奇心の標本箱”をのぞいてみませんか？

沖縄戦後80年企画「戦ぬ前（いくさぬめー）―沖縄文化の近代―」

会期：11/1(土)～2026/2/1(日)
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「新しい戦前」という言葉が語られる今、私たちは「かつて戦争へ至った道筋」をどれほど知っているでしょうか。
本展では、琉球国が沖縄県となった「世替わり」から太平洋戦争へと至るまでの美術、工芸、メディアを通して、文化と戦争の関係を見つめ直します。

沖縄戦後80年・ベトナム戦争終結50年祈念「ベトナム、記憶の風景」

会期：11/22(土) ～ 2026/1/18(日)
 

本年は、沖縄戦の終結から80年、そしてベトナム戦争終結から50年という、二つの歴史的節目を迎える年となります。これらの記憶が交差する今、私たちは芸術の力を通じて過去を見つめ、未来へと静かに問いかけます。
本展では、ベトナムにルーツを持つ、あるいはベトナムと深く関わるアーティストの、近代以降の作品をご紹介するとともに、当館の収蔵品からベトナムに関連する選りすぐりの作品を展示いたします。
沖縄とベトナム―二つの地域の歴史と文化が交差する地点に立ち、深い共感と理解を育む場となることを目指しています。