【臨時休館延長のお知らせ】(2021年6月18日発表)
※沖縄県立博物館・美術館は5月23日(日)から6月20日(日)まで臨時休館としていますが、沖縄県の緊急事態宣言が延長されたことを受け、7月11日(日)[予定]まで臨時休館を延長いたします。これに伴い「石川真生展:醜くも美しい人の一生、私は人間が好きだ。」は閉幕することとなりました。展覧会の再開を楽しみにしてくださった皆様には、ご期待に添うことができずに申し訳ありませんが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
前売券・フリーパスの払い戻しについて【期間:9/22~10/31】
【前売券ご購入の方】
展覧会の中止に伴う前売券、フリーパスの払い戻しに関しては、「現金払い戻し」にて対応致します。
払い戻し(引き換え)をされる際には、切り離されていない前売券をお持ちください。払い戻し(引き換え)時に回収いたします。
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石川真生展 動画コンテンツ
石川真生氏による展示解説
展覧会概要
海外でも広く紹介され、いまなお精力的な制作活動を続ける写真家・石川真生(いしかわ・まお 1953-)。その写真には、立場に囚われ矛盾や葛藤を抱えながらも、個人としてどう生きるべきかを問いかける、人々の生そのものの力強さが写されています。
本展では、作家が所蔵している発表当時のヴィンテージプリントを中心に、初期から最新作までの各シリーズから作品を選び、総数約500点の作品を紹介します。
※会期中、展示替えがあります。
前期:3月 5日(金)~4月25日(日)
後期:4月27日(火)~6月 6日(日)
(ただし、〈大琉球写真絵巻〉は会期中5回展示替えを行います。)
※〈大琉球写真絵巻〉の展示期間は以下の通りを予定しています。
《大琉球写真絵巻パート1》3月5日~3月22日
《大琉球写真絵巻パート2》3月23日~4月4日
《大琉球写真絵巻パート3》4月6日~4月25日
《大琉球写真絵巻パート4》4月27日~5月9日
《大琉球写真絵巻パート5》5月11日~5月23日
《大琉球写真絵巻パート6》5月25日~6月6日
《大琉球写真絵巻パート7》全会期展示
チラシデータ(PDF)
作品リスト(PDF)
シリーズ一覧
〈アカバナー〉1975-1977年
撮影地:沖縄県金武町、コザ市(現・沖縄市)
〈沖縄芝居-仲田幸子一行物語〉1977-1991年
撮影地:沖縄県
〈沖縄芝居-名優たち〉1989-1992年
撮影地:沖縄県
〈港町エレジー〉1983-1986年
撮影地:沖縄県那覇市
〈Life in Philly〉1986年7月-9月
撮影地:アメリカ・フィラデルフィア
〈フィリピン人ダンサー〉1988-1989年
撮影地:沖縄県金武町、フィリピン
〈戦世(いくさゆ) オキナワ47年目の夏〉1991-1993年
撮影地:沖縄、インドネシア、シンガポール、台湾、韓国
〈沖縄と自衛隊〉1991-1995年、2003年-
撮影地:沖縄県、大分県、長崎県、広島県、カンボジア
〈基地を取り巻く人々〉1989年-
撮影地:沖縄県、ベトナム、フィリピン、アメリカ
〈日の丸を視る目〉1993-2011年
撮影地:日本各地、韓国、台湾、イギリス、フランス
〈ヘリ基地建設に揺れるシマ〉1996年11月-
撮影地:沖縄県
〈私の家族〉2001-2005年
撮影地:沖縄県
〈フェンスにFuck You!!〉2010-2012年
撮影地:沖縄県名護市辺野古の浜
〈森花-夢の世界〉2012-2013年
撮影地:沖縄県
〈大琉球写真絵巻〉2014年-
撮影地:沖縄県
石川 真生
1953年、沖縄県大宜味村生まれ。1974年、WORKSHOP写真学校東松照明教室で写真を学ぶ。沖縄を拠点に制作活動を続け、沖縄をめぐる人物を中心に、人々に密着した作品を発表し続けている写真家。2011年、『FENCES, OKINAWA』でさがみはら写真賞を受賞。日本国内のほか、メトロポリタン美術館(アメリカ)など海外の美術館にも作品が収蔵されている。2019年、日本写真協会賞作家賞を受賞。