1. 『〇(マル)でも×(バツ)でもないもの!』~「ARTと私」正解のない「教育普及」展~

開催中の展覧会

美術館 企画展

『〇(マル)でも×(バツ)でもないもの!』~「ARTと私」正解のない「教育普及」展~

2024年11月01日(金) ~ 2025年01月13日(月)

『〇(マル)でも×(バツ)でもないもの!』~「ARTと私」正解のない「教育普及」展~

 

本展覧会は、「美術作品をどのように見たらよいか?」という疑問に寄り添えるような工夫をこらした展覧会です。「ART」と「私」が向き合ったとき、そこに正解はあるのでしょうか?自分自身の手で、耳で、目で、心でふれて、感じて、ぜひ、それぞれの答えをみつけに、そして「ARTの無限の可能性」を確かめにいらしてください。​​​​​

チラシはこちら 

 

あなたは、美術館で展示している作品に、触れてはいけないと思っていませんか?


玉那覇 正吉《目しいた野良猫》1968年

 第1章では、前半は作品に触れて感触を確かめたり、量感を感じたりして、普段さわることのできない彫刻作品に触れることを楽しんでください。

 後半、一部の作品は、さわることができません。作品にさわることはできなくても、視覚の情報から、固い?柔らかい?重い?軽い?どのような感触なのかなどを想像しながら、作品鑑賞をお楽しみください。

※作品には優しく触れてくださいね。

 

あなたは、美術(アート)と音は、関係がないと思っていませんか?


山城 見信《水の連歌1》1992年

 第2章では、「第1章「さわる」って?」で感じた触覚に加え、実際に音のする作品などから、美術(アート)と音のコラボレーションを体験していただきます。音の出る作品から聞こえてくる音を楽しんだり、実際に音はしませんが、どのような音がするのか?音を想像しながら、作品鑑賞をお楽しみください。

 

あなたは、美術作品を見るとき、近づいて見てはいけないと思っていませんか?


ウエチ ヒロ《アーマン世(太古)「海のかたりべ」》2005年

 第3章では、「第1章「さわる」って?」で感じた触覚、「第2章「きく」って?」の聴覚に加え、「みる」ことに注目して鑑賞していただきます。

 例えば好きな作品、気に入った作品に近づいて、細部までじっくり観察して見たり、作品から離れて全体をゆったりと見たり、のぞいて見たり、かがんで下から見上げてみたり、用意された「問い」に答えてみたりしながら、いつもより少しだけ時間をかけて、「みる」ことに集中してみると、新たな気づきや、視野の広がりが体感できるかもしれません。

 もっと自然に色や形、作品を見たときの第一印象などから、想像を膨らませて鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

あなたは、作品の前で、何と向き合っているのでしょう?


儀保 克幸《ここにいるわたし》2009年

 第4章は、「第1章「さわる」って?」、「第2章「きく」って?」、「第3章「みる」って?」で積み上げてきた力で、作品と向き合う場です。「むきあう」とはいったい何でしょう?

 作品を描いた作者と向き合う?自分自身と向き合う?家族と向き合う?社会や世の中の問題と向き合う?これまであなたは、何と向き合ってきましたか?そしてこれから、いったい何と向き合っていくのでしょうか?

 

作品と向き合い、湧きあがった思いや感情は?あなたの思いを伝えてください!

 たくさんの作品を鑑賞し終えたとき、「私も描いてみたい!」「作品を制作したい!」と、あなたの心に『想像力』と『創造力』の火がともった経験はありませんか?

 第5章では、本展を鑑賞し終えたときの思いを(1)「言葉」として文字に残したり、推しの作家や自分自身へ(2)「手紙」を書いたり、また、言葉にできない感情や思いを(3)「作品」として制作してみましょう!あふれる思いを「表現」し、「つたえる」ことを楽しんでください!

 (1)展覧会を鑑賞し終えて、思ったこと、感じたことなど、一言感想を書いてみよう!

(2)推しの作家、または自分自身へ手紙を書いてみよう!

(3)思い思いの作品を制作してみよう!

展覧会情報

会期 2024年11月01日(金) ~ 2025年01月13日(月)
場所 企画ギャラリー1,企画ギャラリー2
観覧料 |一般|1,200円(960円)
|大学・高校生|600円(480円)
|中学・小学生|400円(320円)
|未就学児|無料

※( )内は、前売り料金および20名以上の団体料金
※障がい者手帳、療育手帳をお持ちの方と介助者の方1名は当日料金の半額
※キャンパスメンバーズ(沖縄県立芸術大学。沖縄国際大学、専門学校尚学院国際ビジネスアカデミー)の方は団体料金でご覧いただけます。
開館時間 9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで
休館日 毎週月曜日、11/5(火)、年末年始(12/29~1/3) ※ただし11/4(月)は開館
主催 沖縄県立博物館・美術館
後援 沖縄県教育委員会、那覇市教育委員会、(一社)沖縄県美術家連盟、沖縄県文化協会、那覇市文化協会、沖縄女流美術家協会、沖縄県造形教育連盟、NHK沖縄放送局、沖縄テレビ放送株式会社、琉球放送株式会社、琉球朝日放送株式会社、株式会社エフエム沖縄、株式会社ラジオ沖縄、株式会社沖縄タイムス社、株式会社琉球新報社、株式会社エフエム那覇、FMレキオ、(一財)沖縄観光コンベンションビューロー、那覇新都心通り会(順不同)
シェアしてみゅー

TOP