琉球大学と当館の共同研究として実施した「沖縄県立博物館・美術館所蔵歴史資料（日本刀）に関する共同研究」では、令和５年度に当館が所蔵する日本刀のうち宇久田家に伝来した２本を対象として、オーストラリア原子力科学技術機構（ＡＮＳＴＯ）で中性子を用いた科学分析を行いました。
令和６年度には得られた測定データを解析することによって、それぞれの科学的な特徴が明らかになりました。

本展では共同研究によって得られた科学分析の成果を展示するとともに、対象とした宇久田家伝来の日本刀２本もあわせて紹介いたします。

■会期

1月21日（火）～3月16日（日）

■展示協力

琉球大学理学部講師　小林理気 氏

■主な展示資料

・刀（無銘）　※宇久田家伝来
・わきざし（無銘）　※宇久田家伝来
・オーストラリア原子力科学技術機構（ANSTO）で実施した中性子を用いた科学分析結果（琉球大学理学部 小林氏提供）

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  刀（無銘）※宇久田家伝来

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  わきざし（無銘）※宇久田家伝来