これから開催する展覧会
2025年07月18日(金) ~ 2025年09月15日(月)
「命の尊さとは何か」―。手塚治虫の名作医療マンガ『ブラック・ジャック』で繰り返し問いかけられるこのテーマを、戦後80年という節目に改めて見つめなおします。迫力ある500点以上の原画を中心に紹介します。
作品に登場する個性豊かなキャラクターたちを各登場エピシードと併せて展示し、『ブラック・ジャック』が織りなすストーリーをわかりやすく紹介します。
手塚治虫が『ブラック・ジャック』を生み出すにいたる背景を、当時の資料とともに紹介します。『新寶島』『鉄腕アトム』の作品資料に加え、医大時代の資料など手塚治虫と医療の深い関わりがわかる貴重な資料も展示します。
さらに『ブラック・ジャック』が初めて登場した第1話目の原稿や、本展のために収録した、『ブラック・ジャック』誕生の秘密を解き明かす手塚プロダクション関係者、出版に携わった編集者などの証言映像を上映します。
50年前当時、型破りとも思われた「医療を描いたマンガを少年誌に掲載する」という手塚治虫の前代未聞の発想の秘密を、展示を通して紐解きます。
マンガ『ブラック・ジャック』の約140話の生原稿が並ぶ圧巻の展示空間です。ブラック・ジャックやピノコ、それぞれのストーリー全体を通しての遍歴、高額請求の謎や、動物のいのちを扱った作品など、主要なテーマごとに作品を展示します。
初めて見た人たちが驚き惹きつけられた“人体の手術シーン”を現代アート的な視点から鑑賞してみる展示や、第一線の医療従事者たちもリスペクトするB・Jを医療の側面から鑑みるコーナーなどを展開します。
また、週刊で連載されていた『ブラック・ジャック』には、昭和当時の事件や事象、流行などがストーリーの中に織り込まれています。それらが実際に、どのようにしてマンガに描かれているのか、当時のニュース映像とともに『ブラック・ジャック』を読み解くコーナーなども展開します。
本名・手塚治。1928年、大阪府豊中市生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学附属医学専門部卒業。医学博士。1946年に17歳で四コママンガ『マアチャンの日記帳』でデビュー。翌年、単行本『新寶島』が大ヒットとなり、以来、日本のストーリーマンガの確立に尽くす。代表作に『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』『ブラック・ジャック』『火の鳥』『三つ目がとおる』等がある。1989年死去。
会期 | 2025年07月18日(金) ~ 2025年09月15日(月) |
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場所 | 企画ギャラリー1,企画ギャラリー2 |
観覧料 |
〔一般〕 ¥1,600 (¥1,300) 〔高・大学生〕 ¥1,000(¥800) 〔小・中学生〕 ¥300 (¥240) ※( )内は前売および20名以上の団体料金 ※未就学児は無料 ※障がい者手帳、療育手帳お持ちの方及び介助者の方1名様は当日料金の半額 【販売中のプレイガイド】 ■絵柄付き前売券 ・ミュージアムショップ ゆいむい ・ジュンク堂書店 那覇店 ・コープあぷれ ・デパートリウボウ ■絵柄なし前売券 ・ファミリーマート ・ローソンチケット(Lコード84321) ・セブン-イレブン(セブンコード110-833) ※電子チケットの販売時期が決まりましたらお知らせします。 |
開館時間 | 9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日、7月22日(火)、8月12日(火) ※7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)、9月15日(月・祝)は開館します。 |
主催 | 一般財団法人 沖縄美ら島財団 |
主催 | 株式会社沖縄タイムス社 |
企画協力 | 手塚プロダクション |
特別協力 | 秋田書店 |
後援 | 沖縄県教育委員会、沖縄県医師会、沖縄県看護協会、沖縄県歯科医師会、沖縄県薬剤師会、沖縄県書店商業組合、NHK沖縄放送局、琉球放送、沖縄テレビ放送、琉球朝日放送、沖縄ケーブルネットワーク、ラジオ沖縄、エフエム沖縄、エフエム那覇、那覇新都心通り会 |