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博物館 常設展琉球国王朱印状は、琉球国王が役人等を任ずる際や、土地等を与える際に発給した公的な文書です。琉球国王の印(「首里之印」)が押されていることから「御朱印(ごしゅいん)」「御印判(ごいんばん)」と呼ばれ、琉球史研究上「辞令書(じれいしょ)」とも呼ばれている文書です。
この内、当館所蔵の伊是名島銘苅家(めかるけ)伝来及び宮古島伝来の琉球国王朱印状等が、古文書学及び琉球史研究上の学術的価値が高い資料として、令和4年11月18日に国の重要文化財に答申され、令和5年6月27日の官報告示をもって正式に指定されました。
本展では、「銘苅家文書」と「琉球国王朱印状」が国の重要文化財に指定されたことを記念して、両資料群をお披露目いたします。
①万暦(ばんれき)十五年琉球国王朱印状 ※1587年
②乾隆(けんりゅう)元年琉球国王朱印状(銘苅大屋子職叙任辞令書 ※1736年
③乾隆六年琉球国王朱印状(銘苅大屋子職叙任辞令書) ※1741年
④諸見御屋敷并御臍所潮平御川之図
(しょみおやしきならびにみほそじょすんじゃうかーのず) ※1870年
本展期間中、歴史部門展示室では、「那覇港~往来する人とモノ~」の一部及び「返還文化財(釣鐘と木像「大黒様」)」も展示公開いたします。
場所 | 常設展示室 |
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開館時間 | 9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日 |
主催 | 沖縄県立博物館・美術館 |