【開催趣旨】

　輝く色彩によって田園風景や都市の生活を描き、高い人気を誇る印象派。その印象派はどのように生まれたのでしょうか。本展では「印象派の誕生」に焦点をあて、歴史性や物語性を重んじたサロン絵画から、農民の姿や風景を主題としたバルビゾン派を経て、光あふれる情景を描くにいたった印象派までの流れを展覧します。またナビ派やフォーヴィスムなど印象派以降にあらわれた絵画も紹介し、現代美術へとつながる道すじを感じてもらいます。ドラクロワ、コロー、ミレー、クールベ、モネ、ルノワール、ゴッホ、ローランサンなど46作家、78点の作品で構成される、みずみずしいフランス19世紀絵画の世界をご堪能ください。

 

■　展示構成

序章　ドラクロワとサロンの画家たち

第1章　バルビゾン派

第2章　印象派の誕生

第3章　印象派以後

 

 ■　主な出品作家

ドラクロワ、コロー、ディアズ・ド・ラ・ペーニャ、ミレー、トロワイヨン、ドービニー、クールベ、ブーダン、ヨンキント、モネ、シスレー、モリゾ、スーラ、ルノワール、シダネル、ゴッホ、カリエール、ボナール、ヴュイヤール、マルケ、ヴラマンク、デュフィ、ローランサン、キリコ

 

【関連催事】

■　講演会
　　テーマ： 「印象派の誕生―変容する〈自然〉」
　　講　師： 浅野春男氏（沖縄県立芸術大学美術工芸学部教授）
　　日　時： 8月7日（日）　14:00～15:30（開場13:30）
　　場　所： ３F講堂

　　※入場無料

 

■　ギャラリートーク
　　日　時： 8月5日（金）　18:30～　担当学芸員
　　日　時： 8月19日（金）　18:30～ 浅野春男氏（予定）

　　※当日の鑑賞券が必要です

 

■　エントランスコンサート
　　 沖縄県立芸術大学有志によるクラシック演奏
　　日　時： 8月6日（土）、20日（土）　15:00～15:30
　　場　所： １Fエントランス

　　※鑑賞無料

 

■　ワークショップ
　　「切り取る風景」

　　日　時：8月20日（土）　16:00～18:30

 

会　　場：　沖縄県立博物館・美術館　企画ギャラリー１、２
会　　期：　2011年7月28日（木）～9月11日（日）
時　　間：　9:00～18:00 （金・土は9:00～20:00） ※最終入場は閉館30分前

休 館 日：　月曜日

観 覧 料：　一般1200円（1000円）、 高大生800円（600円）、 小中生600円（500円）
　　　　　　　　※（　）内は前売料金、20名以上の団体料金
 

主　　　催：　文化の杜共同企業体／沖縄県立博物館・美術館
特別協力：　沖縄テレビ放送
企　　　画：　ホワイトインターナショナル
後　　　援：　フランス大使館、沖縄県、那覇市、那覇市教育委員会、
　　　　　　　　沖縄観光コンベンションビューロー、沖縄タイムス社、琉球新報社、NHK沖縄放送局、　　　　　

　　　　　　　　エフエム沖縄、ラジオ沖縄、週刊レキオ、タイムス住宅新聞社、沖縄フランス協会
協　　　賛：　ファミリーマート、エールクリエイト株式会社、沖縄ゼネラル

 ※会期中、ミュージアムカフェ「茶花」では、特別メニューをご用意いたします。お楽しみに。