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美術館その他 企画展2010年11月02日(火) ~ 2011年01月10日(月)
比嘉康雄(ひが・やすお)は、1968年のB52爆撃機の墜落事故をきっかけに、警察官の職を辞して写真家となりました。激動期の沖縄を象徴し、戦後沖縄を代表する写真家の一人と言えるでしょう。
初期には、沖縄の社会的な現状に目を向けましたが、宮古島の祭祀との出会いに衝撃を受け、琉球弧の祭祀世界―沖縄の古層に、沖縄人の生活・文化の根となる思想を求めていきました。
本展では、比嘉が生前に出版のため編纂した「母たちの神」―琉球弧の祭祀を網羅した写真群―を中心に紹介しながら、比嘉康雄が求めた思想を芸術、民俗、哲学などの各方面から、多面的に検証いたします。
会期:2010年11月2日(火)~2011年1月10日(月)※会期延長となりました!!
場所:沖縄県立博物館・美術館 企画ギャラリー1・2
料金:一般 1,000(800)円、大学・高校生700(560)円、中学・小学生300(240)円
*( )内は、前売り及び20名以上の団体料金です。
主催:沖縄県立博物館・美術館/沖縄県教育委員会
後援:沖縄県写真協会/全日本写真連盟沖縄支部/沖縄県文化協会/NHK沖縄放送局/沖縄テレビ放送株式会社/琉球放送株式会社/琉球朝日放送株式会社/(株)エフエム沖縄/株式会社ラジオ沖縄/沖縄タイムス社/琉球新報社/タイフーンfm/朝日新聞社/日本経済新聞那覇支局/株式会社平凡社/株式会社日本カメラ社/株式会社学研マーケティング(CAPA)/南城市/宮古島市/石垣市
特別協力:比嘉康雄展実行委員会
展覧会ガイドリーフレットで、事前に祭祀世界にふれることができます。
「母たちの神‐比嘉康雄展‐ 魂のつながり ‐写真展を見るまえに‐」
関連事業
講演会・シンポジウム
日時:2010年11月7日(日) 14:00~17:00
場所:沖縄県立博物館・美術館 博物館講座室
「今、なぜ比嘉康雄か」
コーディネーター:後田多敦
パネリスト:安里英子、翁長直樹、高良勉、比嘉豊光
日時:2010年12月5日(日) 13:00~18:00
場所:沖縄県立博物館・美術館 講堂
「生きること、祭ること、迎えること‐琉球弧の祭祀世界と生死観‐」
●第1部 映像上映
・大重潤一郎「沖縄久高島・原郷ニライカナイへ‐比嘉康雄の魂‐」
・比嘉豊光「比嘉康雄」
●第2部 シンポジウム
コーディネーター:安里英子
パネリスト:赤嶺政信、稲福みき子、奥濱幸子、西谷修
(出演を予定しておりました阿満利麿氏は、都合により出演できなくなりました。
みなさまに深くお詫び申し上げます。)
日時:2010年12月25日(土) 14:00~17:00
場所:沖縄県立博物館・美術館 講堂
●第1部 対談
東松照明 × 仲里効
●第2部 シンポジウム
コーディネーター:大城仁美
パネリスト:赤坂憲雄、小原真史、小橋川共男、土屋誠一、仲里効
キュレーター・トーク
毎月1回開催
企画展示室15:00~
無料(展覧会の当日券が必要)
ボランティアによる観賞ツアー
毎月1回開催
企画展示室 16:00~
無料(展覧会の当日券が必要)
会期 | 2010年11月02日(火) ~ 2011年01月10日(月) |
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場所 | 企画ギャラリー1,企画ギャラリー2 |
開館時間 | 9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日 |
主催 | 沖縄県立博物館・美術館 、沖縄県教育委員会 |