ニューヨーク、東京で開催された「アトミックサンシャインの中へ-日本国平和憲法第九条下における戦後美術」に、沖縄で表現してきた作家を加えた「アトミックサンシャインの中へin沖縄-日本国平和憲法第九条下における戦後美術」を開催します。
本展は、沖縄県立博物館・美術館において初の外部キュレーターとの共同による企画展で、ニューヨーク等で活躍するインディペンデントキュレーター渡辺真也氏による、日本国憲法第九条下における戦後美術をテーマに構成された展覧会です。
世界的にはあまり知られていない日本国憲法第九条をテーマやモチーフ等にした、国内外の著名なアーティストによる、多様なテーマと様々な表現方法による作品で構成されています。また憲法をテーマとしていることから、沖縄と日本、その立ち位置の違いも考えます。国家の基本法としての憲法。それは日本国を規定すると同時に沖縄の位置も規定しています。いわば「帰属問題」の一つの象徴でもある憲法を通して、近現代の沖縄を考える契機となる美術展覧会です。
会期:2009年4月11日(土)~5月17日(日)
(休館日:4月13、20、27日、5月7日、5月11日)
場所:沖縄県立博物館・美術館 企画ギャラリー1,2
開館時間:午前9時~午後6時、金・土は午後8時まで(入館は、閉館30分前まで)
観覧料
|
当日券 |
前売り・団体券 |
一般(70歳以上含む) |
800円 |
640円 |
高校生・大学生 |
500円 |
400円 |
小学生・中学生 |
300円 |
240円 |
※団体は20名様以上を対象とする。
※障害者手帳をお持ちの方と介助者1名は、当日券の半額とする。
主催:文化の杜共同企業体/沖縄県立博物館・美術館
協力:「アトミック・サンシャイン・9条と日本」実行委員会、佐喜眞美術館、
ギャラリーラファイエット
機材協力:三洋電機、アメリカンデポ
出品作家(アルファベット順)
ヴァネッサ・アルベリー: Vanessa Albury
アローラ&カルサディーラ: Allora and Calzadilla
新垣安雄: Yasuo Arakaki
安次嶺金正: Kanemasa Ashimine
コータ・エザワ: Kota Ezawa、江沢考太
比嘉豊光: Toyomitsu Higa
エリック・ヴァン・ホーヴ: Eric van Hove
石川真生: Mao Ishikawa
真喜志勉: Tsutomu Makishi a.k.a Tom Max
松澤宥: Yutaka Matsuzawa
森村泰昌: Yasumasa Morimura
仲里安広: Yasuhiro Nakazato
オノ・ヨーコ: Yoko Ono
下道基行: Motoyuki Shitamichi
平良孝七: Koshichi Taira
照屋勇賢: Yuken Teruya
山城知佳子: Chikako Yamashiro
柳幸典: Yukinori Yanagi
チラシのダウンロードはこちらから