戦前、戦後を通して大嶺薫（1905～1970）によって収集された古美術を中心としたコレクションを紹介する展覧会。大嶺氏の業績を顕彰し、常設企画として毎年、同氏が求めた美の世界を披露します。

「吉祥」とはおめでたい兆しのことです。
しかし、その意味や表される文様はさまざまです。子孫繁栄や長寿を求めて制作された作品を紹介するとともに、礼拝の対象としての神像や仏像も展示します。
大嶺薫コレクションは、故大嶺薫氏が戦前・戦後をとおして収集したものです。
本展は、大嶺氏の業績を顕彰し、毎年開催する常設企画で、今回は「吉祥」をテーマに大嶺氏が追及した美の世界をご覧ください。
〈展示内容〉
 Ⅰ  豊かさの象徴－魚文・蓮華－　
 Ⅱ  長寿を願う－銅鏡－
 Ⅲ  植物 に込めた想い
 Ⅳ  瑞獣 －幸福の兆し－
 Ⅴ  祈る－安寧を求めて－

※当初の会期から変更になりました