■博物館文化講座「資料が語る『大濱信泉』の生涯」

　石垣島出身で1954 年から1966 年まで早稲田大学の第7 代総長を務めたことで知られる大濱信泉氏(1891-1976)。大濱氏が総長を務めた頃の沖縄は、米国の「統治下」に置かれた時代。統治社会からの「世替わり」を実現するため、多くの先人達が奔走した時代でした。大濱氏自身も早稲田大学総長の要職を兼任する傍ら、時には離れた東京の地から、また時には沖縄へ足を運び、沖縄に山積する様々な課題と向き合い続けました。その足跡は現存する公文書や新聞記事等の記録、大濱氏自身の手記で知ることができ、沖縄を取り巻く社会や文化など幅広い分野に及んでおり、大濱氏の沖縄に対する思いを伺うことができます。
　本講座では、これら資料を辿りながら大濱氏が後世に残した言葉に着目して、沖縄の未来発展を希った思いを読み解いていきます。

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■講師

喜舎場 大貴（大濱信泉記念館学芸員）

■日程

2024年2月15日（土）14:00～16:00

■場所

講堂（200席）

■注意事項

・席数に限りがありますので、ご入場いただけない場合があります。予めご了承ください。
・会場内は、空調の影響で寒くなる場合があります。