■博物館文化講座「琉球の茶文化について」

　琉球王国では、古琉球時代の 14 世紀頃に日本から禅宗寺院の茶文化が伝播し、首里城をはじめとするグスクで数多くの天目茶碗や茶入（中国福建産）が出土しています。そして古琉球時代末期から近世初期には日本の茶の湯（茶道）が伝播して、士族の必須の教養となり、首里城では中国皇帝が派遣した冊封使をもてなす場で披露されました。一方、明清時代の中国の茶文化も伝わっており、日本の煎茶と似た喫茶方法も盛んとなりました。本講演では、こうした琉球王国時代の茶文化の歴史について概説します。

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■講師

森 達也（沖縄県立芸術大学 副学長/ 教授）

■日程

2024年12月14日（土）14:00～16:00

■場所

講堂（200席）

■注意事項

・席数に限りがありますので、ご入場いただけない場合があります。予めご了承ください。
・会場内は、空調の影響で寒くなる場合があります。