イベント
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現代の沖縄では、三線はとても身近な楽器です。しかし、琉球王国時代には、王族や士族など限られた人々が楽しむ宮廷楽器でした。近年の研究で、現代の三線と、琉球王国時代の三線には、様々な違いがあることがわかってきました。そのひとつが胴巻きです。現代の三線には、胴部(チーガ)側面を布で覆う胴巻き(手当、ティーガー)をつけることが一般的です。しかし、琉球王国時代には、胴巻きにべっ甲と象牙(ぞうげ)の鋲(びょう)を使用した三線が作られていました。全国でも5作例しか存在が確認されていない貴重な三線で、その実体はまだよくわかっていません。その謎を解明するべく当館では、調査と研究を重ね、べっ甲巻き三線の模造復元に取り組みました。
本講座では、三線の歴史を振り返るとともに、べっ甲巻き三線に関する研究結果を報告します。べっ甲巻き三線とはどのような存在なのか考察することで、三線の新たな一面に迫りたいと思います。
キーワード:三線、べっ甲、美術工芸、手わざ、模造復元
「琉球王国の三線-知られざるべっ甲巻き三線について-」チラシ
篠原あかね(美術工芸担当)
2022年7月9日(土)14:00~16:00
博物館講座室(60席)
申込期間:6/9(木)~ 7/9(土)
WEB受付フォーム、お電話、来館(総合案内)にて受付いたします。
*6/29(水)~ 7/7(木)までは、メンテナンス休館のためWEBのみの受付となります。
*WEB受付フォームは、7/9(土)11:00で受付終了します。
WEB受付フォーム
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開催日 |
このイベントは終了しました 2022年07月09日(土) |
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開催時間 | 14:00~16:00(開場13:30) |
場所 | 講座室(博物館) |
定員 | 60名 |
対象 | 高校生/大学・専門学生/一般 |
申し込みについて |
要申し込み
▶申込受付期間:2022年06月09日(木) ~ 2022年07月09日(土)
WEB受付フォーム、お電話、来館(総合案内)にて受付いたします。 |
参加費 | 無料 |
主催 | 沖縄県立博物館・美術館 |