イベント
このイベントは終了しました
北海道の南西部にある有珠(うす)モシリ遺跡は約2000年前の「南海産イモガイ製腕輪」が出土したことで知られ、遠く離れた九州・沖縄にも関わりのある遺跡です。この遺跡からは縄文時代の終わりから続縄文前半期(本州の弥生時代)までの貝塚と人骨を含む墓址(ぼし)が多数見つかっています。中でも2020年に発見した「多数合葬墓」からは非常に状態の良い人骨が11体分出土し、頭骨をきれいに配列させた特異な墓址でした。
私たち考古学・人類学を研究する者は、骨や土器の一つ一つを丁寧に掘り、正確に記録に残すことで数千年前の人々が行った埋葬の方法を明らかにします。そこから、当時の人々の思考や風習、社会の有り様にまで迫りたいと考えています。今回の講演では、北の縄文人たちの生活と、死に関わる習俗についての最新の研究成果を紹介します。
「北海道有珠モシリ縄文人の生と死」チラシ
青野 友哉 氏(東北芸術工科大学芸術学部歴史遺産学科 准教授)
2022年5月21日(土)14:00~16:00
3F講堂(140席)
申込期間:4/21(木)~ 5/21(土)
WEB受付フォーム・電話・来館(総合案内)にて受付
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イベントにお申し込みの前に下記のページをご確認ください。
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開催日 |
このイベントは終了しました 2022年05月21日(土) |
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開催時間 | 14:00~16:00(開場13:30) |
場所 | 講堂 |
定員 | 140名 |
対象 | 高校生/大学・専門学生/一般 |
申し込みについて |
要申し込み
▶申込受付期間:2022年04月21日(木) ~ 2022年05月21日(土)
電話・来館(総合案内)・WEBにて受付 |
参加費 | 無料 |
主催 | 沖縄県立博物館・美術館 |