イベント
このイベントは終了しました
今から約50年前、沖永良部島でリュウキュウアイの染料化に初めて出会い、それを起因にして「藍植物の染料加工『製藍』」の調査に着手しました。本講演では、長年、アジアやアフリカ各地で調査確認した藍植物と、その「製藍」技術を紹介します。
そして、季節に限定される「生葉染め」から、常時の染色を可能とする「建染め」への発展の背景にある、各地の「製藍つくり」を述べてゆきます。また、各地で伝承されてきた製藍法を技術上の特徴から、一つを「乾葉」から「玉藍」「蒅」とする方法、他の一つを生葉から藍成分を溶出し沈殿させる「沈殿藍」から「藍靛」にする方法と区分し、沖縄の「泥藍」が、世界的にはどのような位置にあるのかを探っていきます。
井関 和代 氏(大阪芸術大学名誉教授)
藍植物、製藍、生葉、乾葉、泥藍、藍靛
当日のご参加の際には下記にご協力ください。
開催日 |
このイベントは終了しました 2020年12月19日(土) |
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開催時間 | 14:00~16:00 |
場所 | 講堂 |
定員 | 100席 |
対象 | 中学生/高校生/大学・専門学生/一般 |
申し込みについて |
要申し込み
電話・来館 |
参加費 | 無料 |
主催 | 沖縄県立博物館・美術館 |