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今年のシネマラボでは、デジタル修復を終えた富本実《謝花昇を呼ぶ時》のほか、関連する富本実、謝花謙監督作品を上映します。16時からは富本実氏、謝花謙氏をお迎えしトークイベントも開催します。
■ 富本 実《謝花昇を呼ぶ時》1976年
モノクロ|16mm|30分|デジタル修復によるBlu-ray上映
戦前の沖縄で、当時の県政と対峙し、参政権運動などの社会運動を展開した謝花昇について、大里康永、池宮城秀意、新川明の3名がそれぞれの「謝花昇」像を語る。謝花の批判的検討をきっかけとして、本作は沖縄をどのように思考すべきかを問いかける。
■ 富本 実《1975年の夏》1975年
モノクロ|16mm|15分|DVD上映
沖縄国際海洋博覧会をめぐり、その賛否に揺れる沖縄の様子を映したドキュメンタリー。海洋博に伴う開発のため変わりゆく沖縄の風景や、皇太子来沖に対する歓迎と抗議の様子が、民衆、政治家、天皇にいたる様々な立場の声とともに展開してゆく。
■ 謝花 謙《ヤマングーヌティーダ》1978年
モノクロ|16mm|35分|DVD上映
ボクシング世界チャンピオンになった具志堅用高の高校時代をモデルにした劇映画。復帰運動に向けて高揚する当時の沖縄で、家族やコーチとの衝突を経ながらもひたむきにボクシングに打ち込む若者の姿を映し出す。
■ 謝花 謙《ヒッチ・ハイカー》1977年
モノクロ|16mm|15分|DVD上映
アメリカに行こうと路上でヒッチハイクをする若者、自転車に乗ったアメリカ人らしき少女、米軍基地の周囲を走るアメリカ人。3人は一緒に走ることになる。建国200年を迎えたアメリカに対する若者の羨望と、広大な敷地を持つ基地との対比が興味深い。
■ トークイベント 16:00~17:30
富本 実氏、謝花 謙氏をお招きし、制作当時のお話を伺います。
ゲスト:富本 実氏、謝花 謙氏(映画監督)
司 会:真喜屋 力氏(沖縄アーカイブ研究所)
亀海 史明(当館学芸員)
14:00~14:30 | 富本 実《謝花昇を呼ぶ時》 |
14:30~14:45 | 富本 実《1975年の夏》 |
14:45~14:55 | 休憩10分 |
14:55~15:30 | 謝花 謙《ヤマングーヌティーダ》 |
15:30~15:45 | 謝花 謙《ヒッチ・ハイカー》 |
15:45~16:00 | 休憩15分 |
16:00~17:30 | トークイベント |
開催日 |
このイベントは終了しました 2020年10月25日(日) |
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開催時間 | 14:00~17:30 |
場所 | 講堂 |
定員 | 100名 |
対象 | 高校生/大学・専門学生/一般 |
申し込みについて |
要申し込み
▶申込受付期間:2020年09月25日(金) ~ 2020年10月25日(日)
電話でのお申込みをおすすめします。(開館時には総合案内でも対応いたします) |
参加費 | 無料 |
主催 | 沖縄県立博物館・美術館 |