沖縄県は全国でも有数の移民を送り出した県として知られ、現在、海外で暮らすウチナーンチュ（沖縄県系人）は約４２万人いると推計されています。平成２年、世界各国に住むウチナーンチュが、母県沖縄に集う一大イベント「世界のウチナーンチュ大会」が開催されました。以来、５年に１度開催される大会を中心に、様々な分野でウチナーネットワークの交流が深められています。
　平成２８年１０月３０日、第６回大会の閉会式において、翁長知事は１０月３０日を「世界ウチナーンチュの日」を制定することを宣言しました。この記念日の制定には、これまで築きあげられてきた世界中のウチナーネットワークが継承され、今後もますます繁栄していくようにという願いが込められています。毎年、この記念日を中心に、世界各地で沖縄に関する様々な取り組みが行われることが期待されています。当館では、エントランスホールにおいて、移民に関するパネル及び映像を展示いたします。


１．期間
　　２０１８（平成３０）年１０月１６日（火）～１０月２８日（日）

２．場所
沖縄県立博物館・美術館エントランスホール（ショップ前）

３．展示資料
　　移民に関するパネル　　　　　　　　　　１３枚（初公開）
　　世界ウチナーンチュの日に関するパネル　　６枚
　　世界ウチナーンチュの日制定記念横断幕　　１点
　　世界ウチナーンチュの日に関する映像　　　１件（約５分）