講師：澤浦亮平(沖縄県立博物館・美術館)

　遺跡の発掘をすると骨が見つかることがあります。ヒト、イノシシ、魚などいろんな種類の骨がごちゃまぜの場合も多いです。研究をすすめるためにはそれらを見分け、どの動物のどの部分なのか、を正しく判断しなければなりませんが、どのように行っているのでしょうか？
　本講座では、研究者がどのように骨を観察して分類しているのか、そして骨の観察によってどのような情報を引き出しているのか、について解説します。さらに、そうした観察によって「縄文と沖縄」展に列品されている骨標本をじっくりと楽しむ方法についてもお伝えしたいと思います。また、実際に標本を手に取り、骨を観察する時間も設けます。さあ、あなたも骨考古学にチャレンジ！



キーワード：人骨、動物骨、骨の観察と分類


※終了後に展示解説会を予定（当日有効の観覧券が必要です。）